SHK7402

損害保険研究 第74巻第2号

(税込・送料無料)

損害保険事業総合研究所

2012年8月発刊

¥1,650(税込)
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
概要

<研究論文>

保険ショップの経済分析

長崎大学経済学部准教授 大倉真人

目次

要約

1.序

2.モデルの設定

3.均衡解の導出

4.結

損害保険における付帯サービスの位置づけ

早稲田大学商学学術院准教授 中出 哲

目次

1.はじめに

2.保険商品における各種サービスの態様

3.損害保険におけるサービスの類型

4.サービスと損害保険の保険給付との関係

5.損害保険における損害てん補とは何か

6.サービスと保険における利得禁止原則

7.まとめと課題

事故が偶然であるということの事実上の推定 について

東北学院大学法学部准教授 横田尚昌

目次

一.問題の所在

二.「第二段階の主張・証明」を保険者に課す根拠について

三.推定発生の前提事実

四.保険者による証拠収集の困難について

五.推定の覆滅について

<研究ノート>

<大震災・原発事故シリーズ>原子力損害賠償制度に対する原子力損害賠償 支援機構の影響 -原子力事業者共済の可能性-

大分大学経済学部教授 佐藤大介

目次

1.はじめに

2.わが国の原子力損害賠償制度

3.米国における原子力損害の賠償措置

4.原子力損害賠償支援機構が損害賠償措置に与える影響

5.損害賠償措置のあり方

6.おわりに

保険業における定量分析の近年の動向

近畿大学経営学部教授 稲葉浩幸/近畿大学経営学部准教授 浦上拓也

目次

1.はじめに

2.先行研究

3.今後の研究の方向性

4.まとめ

台湾における保険会社の破綻処理制度について

醒吾科技大学財務金融系副教授 呂 慧芬

目次

1. はじめに

2.監督制度

3.支払保証制度

4.支払保証制度の発動事例

5.終わりに

<判例研究会>

人傷引受保険会社の請求権代位の範囲 および人身傷害条項と無保険車傷害条 項の調整規定

香川大学教授 肥塚肇雄

傷害保険契約における実質上の保険 契約者による故意の事故招致

専修大学法学部准教授 伊藤雄司

<損保総研事業活動の報告>

2011年度下期調査・研究報告書「諸外国における保険金支払いの適正化等の 取り組みについて」

損保総研 研究部

目次

はじめに

調査の概要

第Ⅰ部  欧米の損害保険市場のわが国との相違点

第Ⅱ部  欧米主要国における主な保険金詐欺対策等

損保総研レポート第99号(2012年4月) 「価格比較サイトを通じた保険販売の実態と課題 -イギリスの個人自動車保険を中心にして-」

損保総研主席研究員 牛窪賢一 

目次

1.はじめに

2.保険商品の販売チャネルとコミュニケーション手段

3.価格比較サイトを通じた保険販売の実態

4.価格比較サイトを通じた保険販売に関する課題

5.おわりに

損保総研レポート第99号(2012年4月) 「米国のノーフォルト自動車保険に関する組織的詐欺について」

損保総研主席研究員 浅見俊雄

目次

1.はじめに

2.ノーフォルト自動車保険

3.自動車事故被害者保護法制におけるノーフォルト自動車保険の位置付け

4.ノーフォルト自動車保険に関する組織的詐欺の実態

5.保険業界のノーフォルト自動車保険に関する組織的詐欺関連の対策

6.おわりに

サイズ:A5判

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