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電気自動車のリスク ~自動車保険のリスクの変化を追いかける~

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申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。

開講日:2024/4/17 18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)

講 師:

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー
海老﨑 美由紀 氏

申込締切日:4月10日(水)

¥6,600(税込)
気候変動対策は世界全体の喫緊の課題であり、化石燃料からの転換が急がれます。陸上運輸はエンドユーズセクターの二酸化炭素排出量の3分の1以上を占めるとされ、自動車の燃料としてガソリン以外のものへの転換が求められています。世界各国は電気自動車(EV)への転換策を繰り広げ、さまざまな補助や免税を行っています。加えて原油価格の高騰がEVへの移行に拍車をかけ、欧州および中国では急速にEVの販売台数が伸びてきました。日本においてはハイブリッド自動車が主流となっていますが、今後EVへのシフトが進むと考えられます。 EVはガソリン車とは車体構造や機能が異なり、所有・使用に関するリスクが異なっていると考えられます。自動車保険によってリスク転嫁を図ってきましたが、事故の発生や損害の態様が変わってくる可能性があります。その変化を保険データとして計測するには一定のデータ蓄積を待たなければなりませんが、EVの安全に関する実証的な検証が各所で進められています。 本講義では、急速に利用拡大するEVについて、そのリスクを保険の観点から追います。
講義項目

1.EV市場の拡大
2.EVのリスク
(1) EVの事故時の損傷率
(2) バッテリーの火災リスク
(3) EVの貨物輸送のリスク
(4) 車両重量のインパクト
(5) 充電設備のリスク
3.EV向け保険
(1) EV向け保険
(2) EVの保険料
(3) 利用可能な修理工場の制約と修理コスト
(4) 軽量化の技術と修理可能性
4.EVのリスクへの対処
5.質疑応答

講師紹介

海老﨑 美由紀(えびさき みゆき)氏
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー

【略 歴】
国内大手損害保険会社、損保系生保子会社、損保系通販子会社、外資系大手損害保険会社等において商品開発、商品業務を中心に保険会社の様々な業務を幅広く経験。海外保険M&A、PMIにも携わり、ロイズシンジケートにおける海外駐在経験も含め、保険業界35年間のキャリアを経て、トーマツに2021年入社。日本アクチュアリー会正会員、CERA、英国Chartered Insurance Institute Fellowship、ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクールMBA。

 

【著 作】
「保険会社におけるAIのリスク管理~新たな技術がもたらすリスクへの対処」
「オープン・インシュアランスの機会とリスク~APIを使ったデータシェアリングによる新たな保険マーケットプレイスの出現」
「電気自動車のリスク~自動車保険のリスクの変化を追いかける」
「サステナビリティを支援する金融の新たなカタチ~自然保護債務スワップとポリティカルリスク」
「長期低金利後の生保リスク管理の展望~生命保険会社の保険負債と資産運用における金利リスクの削減」

お申込みとご留意事項
  1. お申込み後の取消については、開講日の前日までにご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
  2. 受講者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
  3. 研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
  4. 予告なく講義テーマ、講義項目等を変更させていただく場合があります。
  5. 講師所属先の依頼に基づき、講義中の録画・録音、および講義資料の二次利用・転載、第三者への転送、印刷、複写等は不可とさせていただきます。
価格
¥6,600(税込)