水素エネルギービジネスと損害保険 ~リスク評価を中心に~
申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
開講日:2023/10/25 18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)
講 師:
MS&ADインターリスク総研株式会社
リスクコンサルティング本部 リスクマネジメント第1部
リスクエンジニアリング第4グループ
堤 明正 氏
申込締切日:10月18日(水)
低炭素社会や脱炭素社会の実現に資する次世代エネルギーとして、水素が注目されています。2023年6月の政府による新しい水素基本戦略では、世界に先駆けて水素の社会実装を実現するために、水素の製造、輸送・貯留、利用(運輸、民生、発電、産業等)の幅広い分野で、官民合わせて15年間で約15兆円超の投資が目標として掲げられており、産業への大きな波及効果や雇用拡大等が見込まれています。それとともに幅広い分野で損害保険に対するニーズが拡大し、保険による補償提供や、リスクソリューションサービス、グリーン投資等への期待が高まり、保険業界にとって大きなビジネスチャンスにつながることが期待されます。その一方で水素は、漏洩しやすい特徴や、爆発範囲が広く燃焼しやすい特徴を有しています。そのため、水素エネルギーの利活用にあたっては、リスクアセスメントや保安体制の構築・確保が重要となります。
本講座では、MS&ADインターリスク総研の堤様をお招きして、水素エネルギービジネスと今後の展望、および損害保険に必要なリスク評価を中心に、考察いただきます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
【講義項目】
1.はじめに
(1) 水素社会実現の意義
(2) 水素導入の方向性とビジネスチャンス
2.水素の特徴
(1) 水素の性質
(2) 主なリスク(爆発・火災)、事故の傾向
(3) 保安関連法令
3.損害保険に必要な水素のリスク評価について
(1) ミクロな視点から
(2) マクロな視点から
4.まとめ
5.質疑応答