保険規制をめぐる国際議論 ーシステミックリスクと気候変動を中心にー
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【クレジットカード決済のみ】
開講日:2021/04/21 19:00~20:00(講義終了後、質疑応答有り。最長20:30まで)
講 師:
京都大学経営管理大学院教授
東京大学公共政策大学院教授
金融庁参与
OECD保険私的年金委員会議長
河合 美宏 先生
東京大学公共政策大学院教授
金融庁参与
OECD保険私的年金委員会議長
河合 美宏 先生
申込締切日:4月14日(水)
¥6,600(税込)
※受講料は税込価格です。
最近の国際的な保険規制に関する論議では、Covid 19、気候変動等のシステミックリスクに対する保険業界の対応が注目を集めています。システミックリスクといえば、従来は2008年の世界金融危機を発端として起こった金融安定に関するシステミックリスクのことを指していました。しかしコロナ禍によって、社会や経済全体に悪影響を与えるリスクとして、パンデミックリスクや気候変動リスクもその範疇で議論がされています。保険業はこのようなリスクに直面してどのように対応し貢献できるのか?経済価値ベースのソルベンシー規制がこのような動きにどのように関係があるのか?を今回の講演で議論します。
特に気候変動に関しては本年11月に開催されるCOP26に向けて、世界が大きく動いています。講演の後半ではグローバルな視点から気候変動の現状、課題、政策等に焦点をあて、保険業界がどのように取組むべきかについて考えます。
保険業界の皆さまをはじめとして、ご関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。
【講義項目】I.システミックリスクの顕在化
1.コロナ禍での変化
2.システミックリスクの顕在化と特徴
3.どう対応すべきか
II.経済価値ベースのソルベンシー規制導入とシステミックリスク
1.システミックリスクとリスク管理の高度化
2.第1の柱、第2の柱、第3の柱とシステミックリスク
3.2022年までに規制の骨格を構築
III.気候変動への対応
1.気候変動の実態と影響
2.パリ協定の合意と脱炭素化への動き
3.何故、保険業界が気候変動へ対応するのか?
4.気候変動に関する議論、政府の動き
5.保険業界の気候変動への取組み
Ⅳ.質疑応答
1.コロナ禍での変化
2.システミックリスクの顕在化と特徴
3.どう対応すべきか
II.経済価値ベースのソルベンシー規制導入とシステミックリスク
1.システミックリスクとリスク管理の高度化
2.第1の柱、第2の柱、第3の柱とシステミックリスク
3.2022年までに規制の骨格を構築
III.気候変動への対応
1.気候変動の実態と影響
2.パリ協定の合意と脱炭素化への動き
3.何故、保険業界が気候変動へ対応するのか?
4.気候変動に関する議論、政府の動き
5.保険業界の気候変動への取組み
Ⅳ.質疑応答
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
講義項目
【講義項目】
I. システミックリスクの顕在化
1.コロナ禍での変化
2.システミックリスクの顕在化と特徴
3.どう対応すべきか
II. 経済価値ベースのソルベンシー規制導入とシステミックリスク
1.システミックリスクとリスク管理の高度化
2.第1の柱、第2の柱、第3の柱とシステミックリスク
3.2022年までに規制の骨格を構築
III. 気候変動への対応
1.気候変動の実態と影響
2.パリ協定の合意と脱炭素化への動き
3.何故、保険業界が気候変動へ対応するのか?
4.気候変動に関する議論、政府の動き
5.保険業界の気候変動への取組み
Ⅳ. 質疑応答
講師紹介
【講師紹介】
京都大学経営管理大学院教授
東京大学公共政策大学院教授
金融庁参与
OECD保険私的年金委員会議長
河合 美宏 先生
略 歴
1983 東京大学教育学部卒業
1983~1990 東京海上火災保険株式会社
1990~1991 INSEAD(フランス)にてMBA取得(経済学および財政学を専攻)
1991~1995 OECD(経済協力開発機構)保険委員会担当エコノミスト
1995~1998 ポーランド大蔵大臣及び保険監督庁長官顧問
1996~2000 シティー大学(イギリス)にて保険博士号を取得/div>
1998~2003 保険監督者国際機構(IAIS)事務局次長
2003~2017 IAIS事務局長 兼 金融安定理事会(FSB)IAIS代表
2019~ 東京大学公共政策大学院、京都大学経営管理大学院教授、金融庁参与、
OECD保険私的年金委員会議長、中国銀行保険監督管理委員会国際諮問委員会委員
主要論文・著書
・“The globalisation of insurance: A supervisory response” co-authored with Peter Windsor,(Journal of Risk Management in Financial Institutions Volume 6 Number 2, United Kingdom 2003)
・“IAIS and Recent Developments in Insurance Regulation” (The Geneva Papers on Risk and Insurance Volume 30, Switzerland 2005)
・G20/FSB システム上重要な金融機関に対する再建・破綻政策(2014年6月、金融財政事情)
・国際金融規制を知る(2016年4月5日– 4月19日10回連載、日本経済新聞ゼミナール欄)
・国際金融規制改革の進展と保険 『損害保険研究』第79巻第3号、損害保険事業総合研究所(2017)
・生保2025年の壁 競争力向上の好機(2020年1月、日本経済新聞)
・セキュアベースリーダーシップ― 国際機関の設立と20年間の経営からの学び ―(2020年6月 Harvard Business Review (日本語版))
Unity in Diversity and the Global-Asia Insurance Partnership (Asian Insurance Review, 2020 September)
追加情報
【その他】
・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。