TK191217

内外ソルベンシー規制の動向と経済価値ベースの保険ERM再考

開講日:2019年12月17日(火) 18:00~20:00

講 師:

キャピタスコンサルティング株式会社
マネージングディレクター  植村 信保 氏

申込締切日:12月13日(金)

¥7,810(税込)

※受講料は税込価格です。

 6月から金融庁「経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する有識者会議」が始まり、新たなソルベンシー規制導入がようやく近づいてきたようです。国際的にも11月のIAIS総会でコムフレームが採択され、日本勢を含めた国際的に活動する保険グループに対する規制が新たな局面を迎えることになります。
 他方で、内外ソルベンシー規制やORSA導入が進むなかで、保険会社のERMは形式的な取り組みに陥っていないでしょうか。経済価値ベースの経営管理・リスク管理をはじめ、来るべき規制に備えた対応ではなく、自らの必要と考える取り組みとしてERMが浸透しているでしょうか。
 本講座では、金融庁での保険行政経験があり、長年保険会社のERM構築にも関わってきた講師が、いわば定点観測をしてきた視点から、ソルベンシー規制の動向と保険会社ERMの現状について解説します。リスク管理部門、経営管理部門ばかりでなく、保険に興味を持つ全ての皆様にお勧めの講座です。多数の方々のご参加をお待ちしております。
【講義項目】

1.内外ソルベンシー規制の動向
(1) 経済価値ベースのソルベンシー規制をめぐる動き
(2) 考えられる規制の方向性
(3) 国際的な動向
2.経済価値ベースの保険ERM再考
(1) 当局によるERM重視の姿勢
(2) 決算数値に見るリスクテイクの考え方
(3) 形式的な取り組みとならないために
3.質疑応答

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用
 下さい。
講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
講義項目
1.内外ソルベンシー規制の動向
 (1) 経済価値ベースのソルベンシー規制をめぐる動き
 (2) 考えられる規制の方向性
 (3) 国際的な動向
2.経済価値ベースの保険ERM再考
 (1) 当局によるERM重視の姿勢
 (2) 決算数値に見るリスクテイクの考え方
 (3) 形式的な取り組みとならないために
3.質疑応答
講師紹介

キャピタスコンサルティング株式会社 
マネージングディレクター
博士(学術、早稲田大学)
植村 信保 氏

略 歴
1990年 安田火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン日本興亜)入社
      財務調査部、有価証券部、投資顧問会社出向など
1997年 日本公社債研究所(現・格付投資情報センター)入社
             格付アナリストとして生損保の経営分析を担当
2006年 金融庁「ソルベンシー・マージン比率の算出基準等に関する検討チーム」メンバー(2007年4月に報告書を公表)
2010年 金融庁入庁(任期付職員)。統合リスク管理専門官として検査・モニタリング支援やソルベンシー規制見直しなどに従事
2012年 キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター
             アナリストや行政官としての経験を生かし、保険会社等の経営分析やリスクマネジメントに関するアドバイスなどを提供
追加情報
【キャンセルについて】
・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥7,810(税込)