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【札幌開催】保険募集・保険金支払におけるトラブル事例研究 basic(書籍なし)

-日常業務における異例事態の法的解決方針を考える-

開講日:10月17日(木)18:00~20:00

講 師:

京都産業大学法学部 教授 吉澤 卓哉 氏

申込締切日:10月15日(火)

¥7,700(税込)
8年ぶりの札幌開催!
 保険会社や保険代理店・保険仲立人は、保険法や保険業法等の諸法令や認可内容、社内規則に従って、保険募集や保険金支払といった日常業務を適切に運営しなければなりません。残念ながら適切な運営に努めたとしても保険会社や保険代理店・保険仲立人側に非のある事態が一定の確率で発生してしまいます。そのような事例が発生した際には、法的に正しい考え方を踏まえた、解決に向けた対応を行うことが非常に重要です。
 本講座では、契約法や不法行為法等に照らしながら、日常的な保険募集や保険金支払における保険契約者(あるいは、被保険者)とのトラブル等の法的解決方針の考え方について、具体例を題材として解説します。
【参考書籍】
吉澤卓哉=安田和弘=宮根宏一 『保険実務におけるトラブル対応の理論と実践』(2018年10月刊行。保険毎日新聞社)
※必須ではありませんが、お持ちの方はご持参ください。
 参考書籍代は市価よりも20%割引となります。
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
※受講料は税込価格です。
会場
北海道立道民活動振興センター 730会議室(7階)

〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル

講義項目

【講義項目】

*理論的な説明に加えて、次の事例などの具体事例について解説の予定です。

1.免責事故が発生したが、保険契約者は、免責条項の説明を受けていないと主張している。
2.ある免責事由を知らず、保険募集時に間違った説明をしたが、まさにその免責事由に該当する事故が発生してしまった。
3.乗合代理店が契約更改時に引受保険会社を変更しようとしたが、変更先として予定していた保険会社に引受を拒絶されたため、契約更改ができないまま現保険契約が終了した。そして、その間に事故が発生してしまった。
4.ある日、火災保険の保険契約者が自宅で死亡しているのが発見された。死後、既に半年ほど経過しているという。現保険契約は3ヶ月前に自動更新されたものであるが、保険契約として有効なのだろうか。

講師紹介

【講師紹介】

京都産業大学法学部 教授 吉澤 卓哉(よしざわ たくや)氏

略 歴
1982年 東京大学法学部卒、旧・東京海上火災保険入社(~2012年)
1994年 東京大学大学院法学政治学研究科(修士課程)修了
1999年4月~2001年3月 九州大学経済学部客員助教授
2012年4月~2013年3月 エイチ・エス損害保険 保険金支払管理部長
2013年4月~2014年9月 小樽商科大学大学院商学研究科 准教授
2014年10月~2015年3月   〃           教授
2015年4月~      京都産業大学法学部教授

学 位
博士(経済学)(九州大学)、修士(法学)(東京大学大学院)

主要著書
『保険の仕組み-保険を機能的に捉える-』千倉書房(単著。2006年)
『新・賠償責任保険の解説』保険毎日新聞社(監修。2014年)


追加情報

【その他】

・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。

・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
 http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1

価格
¥7,700(税込)