介護事故 転倒事故と誤嚥事故を中心に(書籍なし)
♦♦開講延期となりました♦♦
開講日:3月11日(水)18:00 ~ 20:00
講 師:
弁護士 古笛 恵子 氏
申込締切日:3月4日(水)
超高齢社会を迎え、介護は避けて通れない社会問題となっています。損害賠償実務においても、ほんの十数年前は「介護事故」との表現さえ一般的ではなかったにもかかわらず、昨今は医療事故と同様に介護者に求められる法的な注意義務、介護水準が広く議論されています。
しかし、医療事故としては昭和の時代に解決された問題が、ひとたび介護事故となると解釈を誤り、適正な問題意識さえ持たれていない場面に多々遭遇します。たとえば、歩行介助では「転倒させないため介助者が付き添っていたのに転倒させたから過失は明らかである」とか、食事介助では「誤嚥させない注意義務を負っているので誤嚥事故は有責である」などと損害賠償法における大原則が看過されることも珍しくありません。
本講座では、介護事故の担当者として必ず知っておかなければならない介護保険制度、介護保険実務を踏まえて、専門の著作も書かれている古笛先生に、介護事故をめぐる裁判例の動向、裁判官による重要な論考など、最新の問題状況をご講義いただきます。
2.介護保険制度・実務
3.介護事故における責任論
介護水準
4.介護事故における損害論
自動車事故との比較
5.転倒事故に関する裁判例
6.誤嚥事故に関する裁判例
7.その他の裁判例
8.介護事故を担当する際の注意事項
古笛 恵子/編著 『(改訂版)事例解説 介護事故における注意義務と責任』(令和元年5月発行 新日本法規出版)
※定価の2割引でご用意いたします。
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
住 所: 東京都千代田区神田淡路町2-9
最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分
【講義項目】
2.介護保険制度・実務
3.介護事故における責任論
介護水準
4.介護事故における損害論
自動車事故との比較
5.転倒事故に関する裁判例
6.誤嚥事故に関する裁判例
7.その他の裁判例
8.介護事故を担当する際の注意事項
【講師紹介】
早稲田大学大学院法学研究科 中央大学法科大学院 兼任講師
財団法人日弁連交通事故相談センター本部・東京支部 委員
日本損害保険協会 監事
日本交通法学会 理事
日本賠償科学会 理事
1990年 司法試験合格
1995年 弁護士登録、東京弁護士会所属
〔改訂版〕「事例解説 介護事故における注意義務と責任」(編著、新日本法規出版、2019年)
「交通事故事件対応のための保険の基本と実務」 (編著、学陽書房、2018年)
「交通事故判例百選 第5版」 (編集、有斐閣、2017年)
「後遺障害等級認定と裁判実務(改訂版)」 (共著、新日本法規、2017年)
「交通事故における素因減額問題」 (編著、保険毎日新聞社、2014年)他多数
【その他】
・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
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