保険監督行政の「コンプライアンス」から 「顧客本位の業務運営」への変遷にどう対応するか
開講日:2020年2月4日(火) 18:00 ~ 20:00
講 師:
弁護士法人中央総合法律事務所
弁護士 錦野 裕宗 氏
弁護士 錦野 裕宗 氏
申込締切日:2月3日(月)
¥7,700(税込)
※受講料は税込価格です。
損害保険会社・生命保険会社等の業務運営が、監督官庁である金融庁の保険監督行政の方針によって大きな影響を受けることは言うまでもありません。しかし、平成から令和への時代の流れの中で、保険監督行政の立ち位置や内容は大きく変わってきています。
その変化は頻繁に用いられるキーワードの遷移が鮮明に表しています。従前の「コンプライアンス」「顧客保護」といった用語に代わって、最近は「顧客本位」が中心的なキーワードとなっています。
本講座では、保険監督行政の「コンプライアンス」から「顧客本位の業務運営」への変遷について、保険商品の販売勧誘規制を題材として、金融庁への出向経験のある錦野弁護士にわかりやすく解説いただくとともに、保険監督行政の変化に対して損害保険会社等が業務運営の変更をすべきか、あるいは従前の姿勢を継続すべきか、という悩ましい経営判断に一定の視座を提供することにチャレンジいただきます。
さらに、最近社会的な問題となっている「外貨建保険」に関するトラブルの防止と対応についても取り上げていただきます。
【講義項目】
1.コンプライアンス(保険商品の販売勧誘規制の変遷)
ⅰ.監督指針改正(「契約概要」等制度の導入)
ⅱ.平成26年改正保険業法
2.プリンシプル
ⅰ.ベターレギュレーションへの取組み
ⅱ.顧客本位の業務運営(FD)
ⅲ.検査・監督基本方針(H30.6.29)
3.不適切な業務運営(アンフェア)等
4.外貨建保険に関するトラブルの防止と対応
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
会場
損保会館 会議室
住 所: 東京都千代田区神田淡路町2-9
最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分
*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。
損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
講義項目
【講義項目】
1.コンプライアンス(保険商品の販売勧誘規制の変遷)
ⅰ.監督指針改正(「契約概要」等制度の導入)
ⅱ.平成26年改正保険業法
2.プリンシプル
ⅰ.ベターレギュレーションへの取組み
ⅱ.顧客本位の業務運営(FD)
ⅲ.検査・監督基本方針(H30.6.29)
3.不適切な業務運営(アンフェア)等
4.外貨建保険に関するトラブルの防止と対応
講師紹介
【講師紹介】
弁護士法人中央総合法律事務所
弁護士 錦野 裕宗 氏
略 歴
京都大学法学部卒業
2005年4月~2007年5月 金融庁監督局保険課へ出向(任期付国家公務員)
2006年7月~2007年5月 同法令等遵守調査室(兼務)
2007年10月~2012年9月 同志社大学法科大学院嘱託講師(保険法担当)
2012年6月~2013年6月 金融庁金融審議会「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワー
キング・グループ」専門委員
2017年7月~2018年3月 国土交通省「住宅瑕疵保険制度のセーフティネットに関する検討会」委員
2018年7月~2019年10月 国土交通省「制度施行10年経過を見据えた住宅瑕疵担保履行制度に関する検討会」委員
主要著作、論文
・「保険法制定10年で振り返る、告知義務に係る募集・解除(支払)実務の近時の変容」保険学雑誌第643号(2018年12月)
・「保険商品の販売勧誘と保険業法・顧客本意の業務運営(講演録)」損害保険研究第79巻第4号(2018年2月)
・『改正保険業法の解説―顧客のための保険募集の実現に向けて』共著 金融財政事情研究会(2017)
・『三訂版 保険業法の読み方:実務上の主要論点 一問一答』共著 保険毎日新聞社 (2017)
・『保険コンプライアンスの実務』共著 経済法令研究会(2017)
他多数
追加情報
【その他】
・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
「アンケートWeb回答用」
「アンケートWeb回答用」