これから10年のD&O保険の展開
開講日:2018/09/20 18:00~20:00
講 師:
オリックス株式会社 投融資管理本部 ポートフォリオ管理部
担当部長 山越 誠司 氏
申込締切日:9月18日(火)
わが国においても、会社がD&O保険の保険料を全額負担できるようになり、D&O保険の発展を促している状況があります。しかし、日本のD&O保険がアメリカのような目覚ましい発展を遂げるでしょうか。
本講座では、アメリカでD&O保険が発展した経緯を振り返り、アメリカでの最近のD&O保険訴訟の動向をご説明します。その上で、アメリカ型D&O保険とわが国のD&O保険の比較を交えて、今後わが国でどのような発展が想定できるかを検討いたします。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。
住 所: 東京都千代田区神田淡路町2-9
最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分
*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
*講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
講義項目
1.保険商品の比較表に惑わされない視点
2.長期継続的取引を重視すべき理由
3.サイドBやサイドCの補償が存在する背景
4.アメリカ型D&O保険の構造と証券訴
5.会社が買収された時のD&O保険の機能
講師紹介
オリックス株式会社 投融資管理本部 ポートフォリオ管理部
担当部長 山越 誠司 氏
略 歴
1993年 東洋大学大学院 法学研究科 博士前期課程 修了、1993年 日産火災海上保険株式会社入社、弘前支社にて営業、2001年 エーオン・リスク・サービス・ジャパン株式会社にて外資系企業の保険手配、2002年 株式会社エヌ・エヌ・アイにてキャプティブのコンサルティング、2004年 オリックス株式会社リスク管理本部にてリスク管理業務、2012年 フェデラル・インシュアランス・カンパニーにて保険引受業務及び営業、2016年 オリックス株式会社へ再入社。
著書・論文
「D&O保険と会社補償制度の相互補完」商事法務2168号(2018年)
「アメリカ型D&O保険の発展経緯と課題」商事法務2154号(2017年)
「雇用慣行賠償責任保険の実用的価値」損害保険研究79巻3号(2017年)
「グローバルD&O保険プログラムの構造と限界」商事法務2139号(2017年)
『D&O保険の先端Ⅰ(成長戦略と企業法制)』(共著)(商事法務、2017年)
「D&O保険における事故のおそれの判断基準」損害保険研究78巻4号(2017年)
「D&O保険の免責条項解釈と告知の分離条項」損害保険研究78巻2号(2016年)
「専門業務賠償責任保険の機能と新たな展開」損害保険研究77巻4号(2016年)
「金融機関専門業務賠償責任保険の有効性と限界-銀行業の事例を想定して-」損害保険研究77巻2号(2015年)
「役員責任の会社補償とD&O保険をめぐる諸論点〔上〕〔中〕〔下〕」座談会:山下友信=山下丈=増永淳一=山越誠司=武井一浩、商事法務2032号~2034号(2014年)
講演実績
損害保険講座
2015年 「D&O保険における賠償請求方式の盲点」
2014年 「D&O保険の新たな展開」
2013年 「D&O保険の潮流と今日的課題」
2012年 「国際化する日本企業の会社役員賠償責任保険」
2011年 「会社役員賠償責任保険の高度化」
2011年 「3.11が要求する次世代リスクマネジメント」
2010年 「会社役員賠償責任保険の有効性と限界の研究」
日本取締役協会
2016年 社外取締役懇談会「社外取締役を守るD&O保険」
2016年 緊急セミナー「D&O保険に関する税務上の取扱いについて」
2013年 「独立取締役を守る先進的なD&O保険」
2012年 「不正行為に直接関与していない役員を守るD&O保険」
【キャンセルについて】
・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。