SHK8004

損害保険研究 第80巻第4号

(税込・送料無料)

損害保険事業総合研究所

2019年2月発刊

¥1,650(税込)

損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。

概要

<研究論文>

AIと損害保険ビジネス

同志社大学商学部 准教授 佐々木 一郎 氏

目次

1.AIは損害保険ビジネスにどう影響するのか-加入者サイドの意識への影響-

2.先行研究と本研究の位置づけ

3.仮説

4.方法

5.分析結果

6.考察

7.まとめ

 

損害保険大手グループにおける海外M&Aの現状と海外M&Aが企業価値に与える影響に関する考察

八戸学院大学地域経営学部 専任講師 崔 桓碩 氏

目次

1.はじめに

2.損害保険大手3グループにおける海外M&A状況

3.海外M&Aにおける買収プレミアムとのれん

4.損害保険大手3グループの大型海外M&Aに対するイベント・スタディ分析

5.おわりに

 

貨物海上保険における被保険利益概念の展開―貿易の潮流と課題を踏まえて―

東京海上日動火災保険株式会社 新谷 哲之介 氏

目次

1.はじめに

2.被保険利益について考える前提

3.英法における被保険利益

4.検討

5.むすび

 

<研究ノート>

ERMに関する意識調査の概要報告-損害保険会社に勤務する人を対象にして-

明治大学商学部 准教授 浅井 義裕 氏

目次

1.はじめに

2.アンケートの概要と個人の基本的属性

3.アンケートの質問と回答

4.クロス集計表

5.むすび

 

<判例評釈>

自動車保険の対物賠償責任保険における故意免責条項適用の可否

福岡大学法科大学院 教授 佐野 誠 氏

目次

1.事案の概要

2.判旨

3.検討

 

<寄稿>

海上保険実務家から見た商法(運送法・海商法)改正

一橋綜合法律事務所 顧問 石井 優 氏

東京海上日動火災保険株式会社 久保 治郎 氏、髙野 浩司 氏

目次

Ⅰ 海上保険法

Ⅱ 貨物代位求償関連

Ⅲ 船舶衝突・海難救助・共同海損

 

<損害保険判例研究>

「損害保険判例研究会」判例報告

努力過度および激しい運動(E927)中の「過度の肉体行使」「過度の運動」による傷害事故の成否

中京大学法学部 教授 土岐 孝宏 氏

員外契約の取扱いを理由とする代理店業務委託契約の解約

上智大学法学部 教授 伊藤 雄司 氏

<損保総研事業活動の報告>

2018年度 上期調査・研究報告書

「諸外国の保険会社等によるESGおよびSDGsへの取組」

損保総研 研究部

損保総研レポート第125号 (2018年11月発行)

「自然災害に対する米国保険業界の動向-ハリケーンおよび森林火災を中心に-」

望月 一弘 主席研究員

「各国におけるキャッシュレス化と保険販売-アジア諸国におけるモバイル決済を中心に-」

笠原 康弘 主席研究員

サイズ:A5判

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