SHK8003

損害保険研究 第80巻第3号

(税込・送料無料)

損害保険事業総合研究所

2018年11月発刊

¥1,650(税込)

損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。

概要

<研究論文>

アメリカにおけるオバマケアの新規性

小樽商科大学商学部 教授 中浜 隆 氏

目次

1.はじめに

2.個人の責任

3.雇用主の責任

4.保険料税額控除

5.医療費自己負担の制限

6.医療保険取引所

7.おわりに

 

高度自動運転車の運行に係る制度整備課題 —ドイツ道路交通法との比較法的検討—

東京海洋大学 教授 金岡 京子 氏

目次

1.はじめに

2.自動運転車両の運行に係る制度整備の方向性

3.自動運転に対応したドイツの道路交通法改正

4.まとめにかえて

 

Insurtechによるリスク評価の精緻化と保険選択への影響

京都産業大学経営学部 教授 諏澤 吉彦 氏

目次

1.はじめに

2.Insurtechと保険契約者のインセンティブ

3.本稿の学術的背景

4.分析モデルの検討

5.リスク評価の精緻化と保険選択

6.リスク評価の費用と保険選択

7.むすびにかえて

 

一般化パレート分布を用いた損害額の分布の計量分析

広島大学大学院社会科学研究科 教授 西埜 晴久 氏

目次

1 .はじめに

2 .損失分布の計量分析

3 .変化点の実証分析例

4 .おわりに

 

酒気帯び運転免責条項の解釈と行為規範性

北海道大学大学院法学研究科 准教授 三宅  新 氏

目次

1 .はじめに

2 .酒気帯び運転免責条項に関する前提

3 .どのような経緯で何が問題となっているのか

4 .裁判例から窺える実態

5 .英国保険法における最大善意の法理

6 .日本法に対する示唆

7 .結論

 

<研究ノート>

英国におけるコーポレート・ガバナンス・コードの敷衍— 金融相互組織協会のコーポレート・ガバナンス・コードを概観する—

神奈川県民共済生協 宮正 一洋 氏

目次

1.はじめに

2.英国のコーポレート・ガバナンス・コードの動向について

3.金融相互組織協会(AFM)のコーポレート・ガバナンス・コード注釈版について

4.おわりに

 

<損害保険判例研究>

「損害保険判例研究会」判例報告

「弁護士費用特約に基づく保険金請求における保険者の同意と現実の支払の必要性」

シティユーワ法律事務所 弁護士 武田涼子 氏

「交通事故の示談代行に関する保険会社の義務について争われた事例」

東京海上日動火災保険株式会社 土井義也 氏

 

<研究所事業紹介>

損保総研レポート第124号

「インシュアテックの進展―P2P保険の事例を中心に―」

損保総研 研究部 グループリーダー主席研究員 牛窪 賢一

「コンソーシアム型ブロックチェーン技術の保険業務への活用と競争法上の留意事項」

損保総研 研究部 主席研究員 佐藤 智行

 

サイズ:A5判

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