ソルベンシーⅡ枠組指令に関する調査・研究(解説編および資料編)【完売】
(公財)損害保険事業総合研究所
研究部
2011年3月発刊
ソルベンシーⅡは、保険会社の抱えるリスク量に基づく資本要件、保険会社のリスク管理を含めたガバナンス態勢の確保、および情報開示による透明性と市場規律による当該ガバナンス態勢の促進等を一体として求める新しいソルベンシー規制です。2011年中に実施措置が決定され、2013年1月から、EU加盟27カ国にEUの単一市場化に参加する非加盟3カ国を加えた30カ国で実施される予定です。
本報告書は、わが国における今後の態勢整備の検討に向けて、保険会社の経営陣および幅広い部門の担当者の理解に役立つ参考資料とすることを目的としています。
本報告書は、解説編と資料編に分かれています。解説編は、第Ⅰ章で、ソルベンシーⅡの全体像を説明したうえ、第Ⅱ章以下で、ソルベンシーⅡの3つの柱(①定量的要件、②定性的要件および監督活動、③監督当局への報告および一般への情報開示)に沿った各要件のほか、グループ監督の取扱およびグループ監督等に関する第三国の規制および監督の同等性評価の取扱等を解説しています。また、巻末に、EUと保険規制、現行ソルベンシーⅠの概要等の参考情報を掲載しています。
資料編は、さらに詳細な理解を助けるための関係資料の原文および参考訳です。ソルベンシーⅡの基本的事項を含む保険事業全般に関する規制および監督を規定するソルベンシーⅡ枠組指令(2009/138/EC)の全文、ならびにソルベンシーⅡの実施措置のうち定性的要件および情報開示等の6テーマのCEIOPS最終実施措置アドバイスについて、当研究所が作成した参考訳を原文と対比する形で掲載しています。
○ 解説編
はじめに
主な用語一覧
第Ⅰ章 ソルベンシーⅡの全体像
第Ⅱ章 定量的要件(第Ⅰの柱)
第Ⅲ章 定性的要件および監督活動(第Ⅱの柱)
第Ⅳ章 監督当局への報告および一般への情報開示(第Ⅲの柱)
第Ⅴ章 グループ監督
第Ⅵ章 第三国の同等性評価
巻末参考 Ⅰ〜Ⅳ
参考文献
○ 資料編
本資料編について
主な用語一覧
ソルベンシーⅡ枠組指令(2009/138/EC)参考訳
CEIOPS最終実施措置アドバイス参考訳
サイズ:A4
ページ数:解説編184ページ 資料編397