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保険会社経営の今後を探る ~新たな健全性規制の導入を見据えて~

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申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。

開講日:2025年7月9日(水)18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)

講 師:

福岡大学商学部教授・保険アナリスト
植村 信保 氏

申込締切日:7月2日(水)

¥6,600(税込)

いわゆる「損保問題」は、昨年開催された「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」および金融審議会「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」での議論を経て、大規模な制度改正に発展しました。他方で、長年検討を続けてきた新たな健全性規制(経済価値ベースのソルベンシー比率)がいよいよ2025年度末に導入されるなど、保険会社を取り巻く規制環境はここにきて一気に変わることとなりました。

本講座では、格付会社のアナリストや金融庁の行政官(健全性規制を担当)などを務め、約30年間にわたり保険会社経営を観察し、様々なメディアで情報発信を続けてきた講師が、客観的かつ中立的な立場から保険会社経営の現状と今後の方向性、さらには保険行政の課題についてお話しします。保険会社の経営企画や経営管理・リスク管理に関わるかたばかりでなく、日々の保険営業に携わるかたをはじめ、保険業界に興味を持つ全ての皆様にお勧めの講座です。多数のご参加をお待ちしています。

講義項目

1.「損保問題」今後の注目点
(1)制度改正の注目点
(2)若干の考察
2.2024年度決算に見る保険会社経営の現状
(1)大手損保グループの現状
(2)主要生保各社の現状
3.新たな健全性規制への準備はできているか
(1)新たな健全性規制の注目点
(2)保険会社経営への影響
(3)今後の保険行政の課題
4.質疑応答

講師紹介

福岡大学商学部教授(Ph.D.)・保険アナリスト
植村 信保(うえむら のぶやす)氏

 

【略 歴】
1990年 安田火災海上保険株式会社(現・損害保険ジャパン)入社
1997年 日本公社債研究所(現・格付投資情報センター)入社
格付アナリストとして生損保の経営分析を担当
2008年 博士号を取得(学術、早稲田大学)
2010年 金融庁入庁(任期付職員)
統合リスク管理専門官として検査・モニタリング支援や
ソルベンシー規制見直しなどに従事
2012年 キャピタスコンサルティング株式会社
マネージングディレクター(現在は非常勤)
保険会社のERM構築に関するアドバイスなどを提供
2020年 福岡大学商学部教授
「保険論」「リスクマネジメント論」を担当
専門は保険会社のリスク管理、健全性規制など

 

【著 書】
「経営なき破綻 平成生保危機の真実」(日本経済新聞出版社、2008年)
「経済価値ベースの保険ERMの本質」(共著、金融財政事情研究会、2017年)
「利用者と提供者の視点で学ぶ 保険の教科書」(中央経済社、2021年)
その他執筆・講演多数

 

【その他】
日本証券アナリスト協会検定会員
日本アクチュアリー会・ERM委員会アドバイザー
企業会計基準委員会(ASBJ)保険契約専門委員会委員 など

お申込みとご留意事項
  1. お申込み後の取消については、開講日の前日までにご連絡下さい。
    当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
    *連絡先:損保総研 教育研修部
    e-mail:kyou-iku@sonposoken.or.jp /Tel.:03-3255-5512
  2. 受講者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
    開講の見合わせ、日程の変更等が生じた場合はご連絡いたします。
  3. 研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
  4. 予告なく講義テーマ、講義項目等を変更させていただく場合があります。
  5. 講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥6,600(税込)
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