TK220517

気候変動時代の保険事業の管理強化 ~COP26以降のカーボンリスクを題材にして~

 注目!
申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
Zoomライブ配信
【クレジットカード決済のみ】

開講日:2022/05/17 18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)

講 師:

有限責任監査法人トーマツ
プロフェッショナル 後藤 茂之 氏

申込締切日:5月10日(火)

¥6,600(税込)
※受講料は税込価格です。

 今日のすべての企業にとって気候変動への対応は避けて通れないリスクといえます。
COP26で対応強化が合意されたカーボンリスクへの対応についてすべての企業にとって再検証の必要があります。保険会社にとっても、資産サイド、負債サイドのポートフォリオに及ぼすカーボンリスクへのインパクトを多面的に検討することが求められます。

 本講座では、これまで扱ってきた伝統的リスクと異なる特性を有する気候変動リスクが保険会社にどのような影響を及ぼすのか、また経営管理上何を強化すべきなのかについて一緒に考えてみたいと思います。
なお気候変動リスクは、非財務要素(ESG)のEを代表する要素といえますが、気候変動リスクへの対応は、今後のESG対応への試金石をも意味します。ESGの長期的企業価値への影響は企業にとって根本的な問題を提起することとなるでしょう。簡単な問題ではありませんが、この点についても触れていきたいと思います。

【講義項目】

1.気候変動にかかわる最近の動向(COP26を中心に)
 (1) 地球温暖化の進展と対応強化の必要
 (2) COP26以降の金融・保険における環境の激変
気候変動リスクの企業価値への影響
 (1) 気候変動リスクの類型
 (2) 企業価値への影響
保険ポートフォリオへの影響
 (1) 負債サイドへの影響
 (2) 資産サイドへの影響
気候変動時代の保険経営(ESGも踏まえて)
質疑応答

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
講義項目

【講義項目】

 1.   気候変動にかかわる最近の動向(COP26を中心に)

     (1)地球温暖化の進展と対応強化の必要

     (2)COP26以降の金融・保険における環境の激変

 2.   気候変動リスクの企業価値への影響

     (1)気候変動リスクの類型

     (2)企業価値への影響

 3.   保険ポートフォリオへの影響

     (1)負債サイドへの影響

     (2)資産サイドへの影響

 4.   気候変動時代の保険経営(ESGも踏まえて)

 5.   質疑応答
講師紹介

【講師紹介】

有限責任監査法人トーマツ
プロフェッショナル 後藤 茂之 氏
 
略 歴
大手損害保険会社及び保険持株会社にて、企画部長、リスク管理部長を歴任。損保・生保経営管理業務に従事。また、日米保険交渉、合併・経営統合、海外M&A、保険ERMの構築に従事。 2015年トーマツに入社後、ディレクターとして、金融・保険会社に対し、経済価値ベース管理(ERM高度化、IFRS導入)、リスクカルチャー、気候変動リスク、 ESG要素の経営へのインテグレーション関連のコンサルに従事。2020年4月より顧問。 大阪大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所・客員研究員(1996~1997)、中央大学大学院総合政策研究科博士課程修了。博士(総合政策)、専修大学、大学院客員教授、中央大学大学院非常勤講師
 
主な著書・論文
『気候変動時代の「経営管理」と「開示」』中央経済社(2022年、共同編著)
『リスク社会の企業倫理』中央経済社(2021年)
『気候変動リスクへの実務対応』中央経済社(2020年、編著)
『ERMは進化するー不確実性への挑戦』中央経済社(2019年)
『最新IFRS保険契約』保険毎日新聞社(2018年、第14章執筆)
『保険ERM基礎講座』保険毎日新聞社(2017年)
 ERM経営研究会『保険ERMの理論と実践』金融財政事情研究会(2015年、第3章共同執筆)
追加情報

【その他】

・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥6,600(税込)