TK220426

保険実務におけるトラブル事案の法的な整理と対応

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【クレジットカード決済のみ】

開講日:2022/04/26 18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)

講 師:

堀総合法律事務所 弁護士 安田 和弘 先生

申込締切日:4月19日(火)

¥6,600(税込)
※受講料は税込価格です。

 保険実務においては、保険契約の内容がどのようなものであるかが不明確な状態となってしまうことや、客観的に確定している保険契約の内容と顧客(保険契約者・被保険者)が主観的に認識する内容との間にズレ(不一致)が生じてしまうことがあり、そのために顧客と保険会社・代理店(保険募集人)との間でトラブルが生じることがあります。こうした事象は、保険会社・保険代理店による説明が誤っていたり、不十分であったりするために発生することもあれば、顧客の思い込みや理解不足等によって発生することもあるところです。

 本講座では、保険実務において生じるトラブルを、保険契約の内容が不明確になってしまったために生じるトラブルと、客観的に確定している保険契約の内容と顧客(保険契約者・被保険者)が主観的に認識する内容との間にズレ(不一致)が生じてしまったために生じるトラブルの2つの類型に大別し、それぞれについて基本となる法的な考え方を示すとともに、保険募集時における行為が原因となる事例や保険金請求時における行為が原因となる事例を複数用いながら、各事例において、トラブルの内容を法的に分解、整理するとどのようになり、どのような解決策が図られるべきことになるのかを解説することにより、理論と実践との連携が図られることを目指します。

【講義項目】

1.保険実務で生じるトラブルの2つの類型
 (1) 保険契約の内容が不明確であることに起因するトラブル
 (2) 保険契約の内容と保険契約者が期待した内容との不一致に起因するトラブル
保険契約の内容の確定が不明確な事案への対応
 (1) 保険契約の内容が確定する時点
 (2) 約款に定められている事項とそれ以外の事項との違い
 (3) 事例へのあてはめ
確定している保険契約の内容とは異なる認識を有する顧客への対応
 (1) 不法行為に基づく損害賠償責任
 (2) 損害額の捉え方
 (3) 事例へのあてはめ
質疑応答

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
講義項目

【講義項目】

 1.   保険実務で生じるトラブルの2つの類型

     (1) 保険契約の内容が不明確であることに起因するトラブル

     (2) 保険契約の内容と保険契約者が期待した内容との不一致に起因するトラブル

 2.   保険契約の内容の確定が不明確な事案への対応

     (1) 保険契約の内容が確定する時点

     (2) 約款に定められている事項とそれ以外の事項との違い

     (3) 事例へのあてはめ

 3.   確定している保険契約の内容とは異なる認識を有する顧客への対応

     (1) 不法行為に基づく損害賠償責任

     (2) 損害額の捉え方

     (3) 事例へのあてはめ

 4.   質疑応答
講師紹介

【講師紹介】

堀総合法律事務所
弁護士 安田 和弘 先生
 
略 歴
1994年 東京大学法学部卒業
1998年 弁護士登録、法律事務所勤務
2000年ー2001年 金融庁検査部にて銀行、保険会社、証券会社の検査業務に従事
2001年ー現在 堀総合法律事務所(現パートナー)。主に保険業法、金融商品取引法、銀行法等の各種の業法や保険法、
        個人情報保護法等の金融分野に関連する様々な法令に関する問題の検討、分析並びにその解決にあたっている。
        公益財団法人渋沢栄一記念財団監事、野村不動産投信株式会社コンプライアンス委員等を現任。
 
書 籍
「保険実務における異例事態の法的解決指針」(保険毎日新聞社)共著
「保険実務におけるトラブル対応の理論と実践」(保険毎日新聞社)共著
追加情報

【その他】

・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥6,600(税込)