TK20160809
TK20160809

マイナス金利下における経営環境の変化と今後の保険会社経営の方向性

開講日:8月9日(火)18:00 ~ 20:00

講 師:

キャピタスコンサルティング株式会社
マネージングディレクター 植村 信保 氏

申込締切日:8月8日(月)

¥7,390(税込)

 マイナス金利政策のなか、保険会社の経営環境は大きく変化しています。また、経済価値ベースに基づくソルベンシー規制を採用する動きも進んでおり、日本の保険会社経営に及ぼす影響は決して小さくありません。ここ数年、保険会社のERM経営が浸透したと言われていますが、新たな環境下でどのような経営戦略がとられるべきなのでしょうか。

 本講座では、金融庁で統合リスク管理専門官としてソルベンシー規制の見直しに関与し、行政における保険ERM活用・推進の旗振り役を務め、現在は保険会社の経営戦略・リスクマネジメントに関連の深い事業活動を行うキャピタスコンサルティング社に所属する講師が、業界人であれば知っておきたい保険会社を取り巻く環境変化とその影響を分析し、対応の方向性についてお話しいたします。

 生損保の経営企画部門やリスク管理部門、財務・経理部門、内部監査部門の皆さまばかりでなく、普段あまり健全性規制等になじみのない保険会社役職員ほかの皆さまにとって有益な内容であり、お勧めの講座です。

 多数の方々のご参加をお待ちしております。

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。
  損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。

講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

講義項目

講義項目

1.マイナス金利政策のインパクト

 (1) 決算データとマイナス金利政策

 (2) 経営への影響を探る

2.ソルベンシー規制の進展

 (1) EUソルベンシーⅡと対応状況

 (2) 国際的な保険資本規制の動向

 (3) 日本の状況

3.新たな環境下での保険会社経営の方向性

4.質疑応答

 

刊東洋経済臨時増刊「生保・損保特集」、週刊金融財政事情などにも執筆

その他

日本証券アナリスト協会検定会員

日本アクチュアリー会・ERM委員会アドバイザー

日本保険年金リスク学会(JARIP)評議員  など

 

講師紹介

講師紹介

植村 信保 (うえむら のぶやす)氏

キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター

博士(学術、早稲田大学)

略 歴

1990年 安田火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン日本興亜)入社

      財務調査部、有価証券部、投資顧問会社出向など

1997年 日本公社債研究所(現・格付投資情報センター)入社

      格付アナリストとして生損保の経営分析を担当

2010年 金融庁入庁(任期付職員)。統合リスク管理専門官として監督局保険課および検査局にて保険会社の検査・モニタリング支援、「保険検査マニュアルの全面見直し」「ERMヒアリング」などに従事

2012年 キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター

      アナリストや行政官としての経験を生かし、保険会社等の経営戦略・リスクマネジメントに関するアドバイスを提供

著 書

「経営なき破綻 平成生保危機の真実」(日本経済新聞出版社、2008年)

「保険ERM経営の理論と実践」(共著、金融財政事情研究会、2015年)

「保険ERM戦略 リスク分散への挑戦」(共著、保険毎日新聞社、2015年)

「経済価値ベースのERM」(共著、中央経済社、2016年)など

追加情報

受 講 料   

¥7,390(税、レジュメ代込み)

    

価格
¥7,390(税込)