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「保険制度」における歴史的大変化、そして「保険」に起ころうとしている 非連続的価値創造

開講日:2019/01/21(月)18:00~20:00

講 師:

一般社団法人日本損害保険協会  シニアフェロー
一般社団法人日本損害保険代理業協会 アドバイザー     
    氏

申込締切日:1月18日(金)

¥4,110(税込)

 1996年の保険業法改正後、1998年の金融システム改革法の制定によっていわゆる「保険の自由化」が実現した。これは、保険会社の経営を大きく変えるものであった。それから20年の時を経て、今、保険代理店の経営が大きく変わろうとしている。その背景にあるのが、2016年の保険業法の改正と2017年の「顧客本位の業務運営の原則」である。
 本講演会では保険業法を柱とする保険制度の変遷を辿りながら、今、「保険制度」に生じている大きな歴史的変化の本質を解説する。
 保険制度が抜本的に変わることによる変化が「連続的価値創造」であるとするなら、その一方で、今、過去の保険事業の延長線上にない「非連続的価値創造」が生じているのではないか。それこそが、過去200年間変わらなかった「保険」のビジネスモデルを根本から変えようとする動きである。デジタル社会の進展の中で、「これからの保険」は、「かつての保険」とは全く異なるものに変容していくように見える。
保険における「破壊的革新(Disruption)」の動きをどう捉えるかについて解説する。
※遠方の方、当日参加が難しい方は、後日予定されているWeb配信をご利用ください。詳細はこちら

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

講義項目

1.保険制度の変遷
①  1900年の保険業法制定と1939年の法改正
②  1948年の募取法と料団法による補強
③  1998年の保険自由化とその後の展開
④  現在の保険代理店経営を巡る改革の展望

2.「保険」とはどのようなものか
① 保険商品の基礎
② 保険種類・保険種目・リスク区分
③ 保険商品に既に生じている変化

3.保険における「破壊的革新(Disruption)」
① 何が生じるのか
② これからの保険会社、保険商品、保険流通 

 

講師紹介

栗山 泰史 氏

略 歴
1975年 京都大学法学部卒業
安田火災海上保険(現損保ジャパン日本興亜)入社
2007年 損害保険ジャパン 常務執行役員
2009年 日本損害保険協会 常務理事
東日本大震災時、中央対策本部事務局長
2013年7月 現職に就任

主要著書
保険代理店にとっての「顧客本位の業務運営」(保険教育システム研究所)単著
地震保険の理論と実務(保険毎日新聞社)共著
保険募集制度の歴史的転換(保険教育システム研究所)単著
変わり続ける保険事業(保険教育システム研究所)単著
保険販売の新たな地平(保険毎日新聞社)早稲田大学保険規制問題研究所編
保険代理店で働く人の「実践」CRED事例ノート 保険代理店クレド研究会編
製造物責任 国際化する企業の課題(有斐閣)安田総合研究所編
製造物責任対策(有斐閣)安田総合研究所編
わが国の製造物責任法(有斐閣)竹内昭夫編 他

追加情報

【キャンセルについて】

・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
  当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

価格
¥4,110(税込)
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