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再保険の新たなアプローチ

 注目!
~その伝統的機能と注目される新しい機能~

開講日:2018/05/22 18:00~20:00

講 師:

ジェンリー・ジャパン・サービス(株)
代表取締役社長 石井 隆 氏

申込締切日:5月21日(月)

¥7,390(税込)

 2017年は連続して米国を襲った三つのハリケーンを始めとした大型の自然災害により保険市場の保険金支払いは約10兆円にも上り、再保険金及びキャットボンドから高額の回収が行われることが見込まれています。地球温暖化による気候変動と異常気象の発生は、経済社会の安定的発展にとって重大な脅威となっており、保険と再保険の役割は益々大きくなってきています。経済社会に目を向けると、グローバリゼーション、高度なITの普及、国境を超えたサプライチェーン拡大、企業の多国籍化、規模の経済が進み、リスクの高額化・複雑化、さらには事業中断リスクが拡大しています。
 人工知能(AI)の導入、デジタル革命、ナノ素材、iPS細胞、3Dプリンターを始めとした新技術の開発によって社会の向上が図られようとしていますが、一方でこれらによって生み出されたサイバーインシデントを始めとした厄介なリスクに対処してゆかなければなりません。
 世界経済が低成長に移行する中で、資本効率の向上は企業間競争を勝ち抜く鍵となります。こうした中で、資本効率を高めるための保険と再保険の利用、保険会社のM&Aにおける再保険の戦略的利用などの機能が大きく注目されています。
 本講座では、再保険の伝統的機能の重要性を確認するとともに、経済環境の変化と保険会社の経営戦略に対する再保険の新たな利用の可能性について説明します。

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。

 

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

講義項目

 講義項目

・再保険市場の現状---直近の再保険者ランキングと2017年業績

・損害保険の普及率と課題---自然災害のプロテクションギャップ

・ビジネスリスク---保険・再保険の取り組み課題

・再保険の伝統的機能と注目される新しい機能

 

 

講師紹介

 

講師紹介

ジェンリー・ジャパン・サービス(株)代表取締役社長  石井 隆 氏

略 歴
 1981年4月 東亜火災海上再保険会社(現:トーア再保険会社)入社、
 2000年1月 Danish Re(現:Markel International)入社
 2001年5月 Gen Re 日本支配人
 2017年4月 現職

 著書・論文等
『経済メカニズムの変化と再保険』保険毎日新聞 2008年6月~7月(8回連載)
『ポスト金融危機の再保険』保険毎日新聞 2010年1月~3月(24回連載)
『最後のリスク引受人 -知られざる再保険-』  保険毎日新聞社 2011年5月
『最後のリスク引受人2 日本経済安全保障の切り札』保険毎日新聞社 2013年1月
『リスクの本質と日本人の意識』保険毎日新聞社 2015年8月

   

 

 

追加情報

【キャンセルについて】

・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

価格
¥7,390(税込)
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