tk171017

これからの金融行政

-金融モニタリング有識者会議報告書を踏まえて-

開講日:2017/10/17 18:00~20:00

講 師:

中央大学法科大学院 教授 
森・濱田松本法律事務所 客員弁護士
野村 修也 氏

申込締切日:10月16日(月)

¥7,390(税込)

 金融行政が大きく変わろうとしています。
 金融監督庁が発足して以来、金融行政の中核を担ってきたオンサイト・モニタリングがもはや時代遅れになったばかりか、部分的で後ろ向きな行政に陥っているとの反省から、金融庁自身も、抜本的な組織改編とマニュアル行政からの脱却を目指しています。これを受けて金融機関側も、金融庁検査への対応のために費やされてきた膨大な時間を、持続可能なビジネスモデルの追求と顧客本位の業務運営へと振り向けることが求められます。
 
 今回の講義では、激動する金融行政について、その方向観を定めた金融モニタリング有識者会議の報告書を踏まえながら、検討してみたいと思います。

 

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

講義項目


1 金融モニタリング有識者会議の報告書
   ①金融行政の目標
   ②従来の金融行政の問題点
   ③モニタリングの着眼点・手法の変更
 
2 持続可能なビジネスモデルの追求
   ①損害保険業界が置かれている状況
   ②FinTechが保険業界に与える影響
 
3 顧客本位の業務運営の在り方
   ①保険業法との関係
   ②具体的な方策
 
4 検査対応業務からの脱却

 

講師紹介

 

講師紹介

中央大学法科大学院 教授 
森・濱田松本法律事務所 客員弁護士
野村 修也 氏

【プロフィール】
1985年中央大学法学部卒業。中央大学法学部教授を経て、2004年から中央大学法科大学院教授。
同年弁護士登録。「商法」「会社法」「金融法」が専門で、なかでも「コーポレート・ガバナンス」「コンプライアンス」「規制改革」の研究で知られる。
これまでに金融庁顧問、総務省顧問、郵政民営化委員、福島原発事故に関する国会事故調査委員会主査、日本年金機構不正アクセス事案検証委員会事務局長、司法試験考査委員、金融庁・金融モニタリング有識者会議委員等公職を歴任。現在は大臣任用の厚生労働省顧問、法務省・法制審議会会社法制(企業統治等関係)部会委員、内閣府・休眠預金等活用審議会委員などを務める。 

【主な著書】
『平成26年会社法改正-会社実務における影響と判例の読み方』、『平成26年改正会社法-改正の経緯とポイント 規則対応補訂版』(有斐閣)など

 

追加情報

【キャンセルについて】

・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

価格
¥7,390(税込)
数量