<専門コース>保険実務におけるトラブル事案の法的な整理・対応 2019(書籍あり)
開講日:11月15日(金) 18:00 ~ 20:00
講 師:
堀総合法律事務所 弁護士 安田 和弘 氏
申込締切日:11月8日(金)
保険実務においては、保険会社、保険代理店(保険募集人)、顧客(保険契約者・被保険者)の三者の間で、保険契約の内容がどのようなものであるか、実際に発生した事故が保険金の支払い対象となるものであるか否か等に関する認識にズレが生じてしまい、トラブルとなることがあります。こうした認識のズレは、保険会社や保険代理店による説明が誤っていたり、不十分であったりするために発生することもあれば、顧客の思い込みや理解不足等によって発生することもあるところです。
本講座では、保険契約をめぐって生じるトラブルを、保険契約に基づく支払責任に関するトラブルと、不法行為に基づく損害賠償責任の2つに大別して、それぞれについて基本となる法的な考え方を示すとともに、実際に発生したトラブル事案をモデルとして作成した複数の事例を用いながら、事実関係を法的に分解、整理するとどのようになり、どのような解決策が図られるべきことになるのかを解説することにより、理論と実践の連携を目指します。
あわせて、どのような場合に、保険会社や保険代理店の行為が、保険業法に定める不祥事件に該当することとなるのかについての考え方の枠組みを示します。
なお、昨年度とは異なる事例を用いますので、昨年度に受講された方の受講も歓迎いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【講義項目】
1.保険契約をめぐって生じるトラブルの2つの類型
2.保険契約に基づく支払責任に関するトラブルの解決に向けた考え方(単なる有無責や保険金額の多寡に関するトラブルを除く)
3.代理店や保険会社の負う不法行為に基づく損害賠償責任に関するトラブルの解決に向けた考え方
4.事例研究(不祥事件該当性判断を含む)
吉澤卓哉=安田和弘=宮根宏一 『保険実務におけるトラブル対応の理論と実践』(2018年10月刊行。保険毎日新聞社)
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
※受講料は税込価格です。
住 所: 東京都千代田区神田淡路町2-9
最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分
*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
【講義項目】
1.保険契約をめぐって生じるトラブルの2つの類型
2.保険契約に基づく支払責任に関するトラブルの解決に向けた考え方
(単なる有無責や保険金額の多寡に関するトラブルを除く)
3.不法行為に基づく損害賠償責任に関するトラブルの解決に向けた考え方
4.事例研究(不祥事件該当性判断を含む)
【講師紹介】
堀総合法律事務所
弁護士 安田 和弘(やすだ かずひろ)氏
略 歴
東京大学法学部を卒業し、弁護士として各種の業務に携わった後、金融庁検査部(後の検査局)に勤務し、検査官として銀行、保険会社、証券会社への立入検査に従事。
2001年6月に金融庁を退職して再度弁護士登録を行い、金融関連業務を広く手がけている堀 総合法律事務所において、主に保険業法、金融商品取引法、銀行法等の各種の業法や保険法、個人情報保護法等の金融分野に関連する様々な法令に関する問題の検討、分析並びにその解決にあたっています。
【その他】
・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1