KK17A0607

<専門コース>現代の損害賠償の潮流 2017

-一歩進んだ損害賠償の実務-

開講日:6/7(水)、14(水) 18:00 ~ 20:00 *2日で1講座

講 師:

中央大学法科大学院 教授
升田純法律事務所 弁護士  升田 純 氏

申込締切日:5月29日(月)

¥14,980(税込)
¥0(税込)

 損害保険業務、その前提となる社会における損害賠償をめぐるトラブル、損害賠償法、これに関係する判例については、現代社会の様々な変化を反映し、新たな法律問題が提起され、新たな法理論が提唱されています。本講義では、事故対応実務(火新分野)を相当程度経験した方、損害賠償に関する法律知識の基礎を学び終えた方を対象に、現代社会において提起されている損害賠償をめぐる法律問題とその特徴を紹介しつつ、一歩進んだ損害賠償をめぐる法理論、判例を説明し、現状と将来の動向を説明します。
 また、裁判官としての実務経験が豊富な講師ならではの目線で判例を解説します。
 損害賠償に関する基本的な考え方は、従来、交通事故に関する判例、法理論が形成され、重要な先例として機能してきたのですが、現代社会においては、風評損害、経済的損害、プライバシーの侵害、個人情報の漏洩、人格権・人格的利益の侵害等、次々と新たな法律問題が提起され、損害賠償の範囲、損害賠償額の算定につき相当に判断と予測が困難になっています。本講義では、損害賠償をめぐるこれらの潮流と実務のあり方をメインテーマとして解説します。

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、貴社のお申込み方法に従ってください。

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
      東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
      東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
      都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。

講義項目

【講義項目】

1.損害賠償責任の法的な根拠の拡大・変化
2.民法(債権法)の改正に伴う損害賠償論への影響
3.不法行為責任の拡大
4.債務不履行責任の拡大
5.特別法所定の損害賠償責任の拡大
6.新たな損害の類型
7.従来の損害の類型の変化
8.損害賠償額の算定方法
9.損害賠償の訴訟実務の特徴
10.裁判外紛争解決制度の下における損害賠償の取扱い
11.損害保険制度と損害賠償

講師紹介

【講師紹介】

升田 純(ますだ じゅん)氏
中央大学法科大学院教授  升田純法律事務所 弁護士

  略 歴
1973年    国家公務員試験上級甲種・司法試験合格
1974年 3月  京都大学法学部卒業
1982年 8月  最高裁判所事務総局総務局 局付判事補
      その後、福岡地方裁判所判事、東京地方裁判所判事、
      法務省民事局参事官、東京高等裁判所判事 等を経て
1997年 4月  聖心女子大学教授(-2004年 3月)
2003年 1月  升田純法律事務所設立
2004年 4月  中央大学法科大学院教授
現在に至る

追加情報

【その他】

・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
 当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。

・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
 「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
 http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1

価格
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