保険実務におけるトラブル事案の法的な整理と対応
【クレジットカード決済のみ】
Zoomライブ配信
定員500名(先着順)
申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
開講日:2026年1月29日(木)18:00~19:00(講義終了後、質疑応答有り。最長19:30まで)
講 師:
堀総合法律事務所 弁護士
安田 和弘 氏
申込締切日:1月22日(木)
保険実務においては、締結されている保険契約の内容が不明確な状態となってしまうことや、顧客(保険契約者・被保険者)の認識と異なる内容の保険契約が締結されてしまうことなどにより、顧客と保険会社・代理店(保険募集人)との間でトラブルが生じることがあります。こうした事象は、保険会社・保険代理店による説明が誤っていたり、不十分であったりするために発生することもあれば、顧客の思い込みや理解不足等によって発生することもあるところです。
本講座では、保険実務において生じるトラブルを、保険契約の内容が不明確になってしまったために生じるトラブルと、顧客の認識と異なる内容の保険契約が締結されてしまったために生じるトラブルの2つの類型に大別し、それぞれについて基本となる法的な考え方を示します。そのうえで複数の事例を用いながら、各事例において、トラブルの内容を法的に分解、整理するとどのようになり、どのような解決策が図られるべきことになるのかを解説することにより、理論と実践との連携が図られることを目指します。また、現在関心が高まっている「保険代理店等に対する過度の便宜供与」との関係についても解説します。
1.保険実務で生じるトラブルの2つの類型
(1)保険契約の内容が不明確になることに起因するトラブル
(2)顧客の認識と異なる内容の保険契約が締結されることに起因するトラブル
2.保険契約の内容が不明確な事案への対応
(1)保険契約の内容の確定
(2)約款に定められている事項とそれ以外の事項との違い
(3)事例へのあてはめ
3.顧客の認識と異なる内容の保険契約が締結された場合の対応
(1)遡及訂正の要否・可否
(2)不法行為に基づく損害賠償責任の有無
(3)事例へのあてはめ
4.質疑応答
堀総合法律事務所 弁護士
安田 和弘(やすだ かずひろ)氏
【略 歴】
1994年 東京大学法学部卒業。
1998年 弁護士登録、法律事務所勤務。
2000年-2001年 金融庁検査部にて銀行、保険会社、証券会社の検査業務に従事。
2001年-現在
堀総合法律事務所(現パートナー)。主に保険業法、金融商品取引法、銀行法等の
各種の業法や保険法、個人情報保護法等の金融分野に関連する様々な法令に関する
問題の検討、分析並びにその解決にあたっている。
公益財団法人渋沢栄一記念財団監事、日本グロースキャピタル投資法人監督役員を現任。
【著 書】
「保険実務における異例事態の法的解決指針」(保険毎日新聞社)共著
「保険実務におけるトラブル対応の理論と実践」(保険毎日新聞社)共著
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