KK24051314

インシュアテックに基づく新しい保険商品・保険形態に関する法的論点

 NEW 注目!

【ハイブリット開催】通学講座とオンラインライブ配信講座の同時開催です。

損保会館の会議室で開催する通学講座の模様を同時にオンラインで配信します。
申込時にご希望の受講形式を選択してください。

開講日:5月13日(月)/14日(火) 18:00~20:00

講 師:

京都産業大学法学部教授 吉澤 卓哉 氏

申込締切日:5月8日(水)

¥15,400(税込・インシュアテックに関する法的論点(5/13&14))
¥7,700(税込・第1回インデックス保険とP2P保険(5/13)のみ)
¥7,700(税込・第2回メタバース保険と分散型保険(5/14)のみ)

インシュアテックに基づく新しい保険商品・保険形態に関する法的論点
―明日の保険商品・保険形態と明後日の保険商品・保険形態

インシュアテック(InsurTech)とは、新しい情報通信技術(ICT: information and communication technology)を活用した保険業の革新、または保険業に革新をもたらす新しい情報通信技術のことで、既に保険商品や保険ビジネスプロセスで利活用され始めています。

本講座では、今後実現が予想されるインシュアテックに基づく保険商品・保険形態のうち、重要と思われる4つについて、その概要を説明したうえで保険法や保険業法に関する主要な法的論点を検討します。 初日は「明日の保険商品・保険形態」として、

インデックス保険とP2P保険を取りあげます。既にこれらは実施され始めていますが、さらに大きく発展する可能性があります。

インデックス保険(パラメトリック保険ともいう)とは、契約時に約定された指標(index. たとえば震度、降雨量)に基づいて保険金支払額を、あるいは保険給付可否および保険金支払額を決定する損害保険商品のことです。
P2P保険(peer-to-peer insurance)とは、保険契約者間における相互扶助の仕組みが全部または一部を成す、新しい情報通信技術を用いたリスク分散システムです。

2日目は、「明後日の保険商品・保険形態」として、分散型保険とメタバース保険を取りあげます。これらはほとんど実施されていませんが、将来的には相当規模となる可能性があります。

分散型保険(decentralized insurance)とは、中央集権的な保険者を必要としないブロックチェーンやスマート・コントラクトを利用した分散型(非中央集権型)アプリケーション(DApps: Decentralized Applications)を基盤とするリスク移転サービスのことです。この分散型保険はP2Pタイプのものと、そうでないものとに分類できますが、前者の法的論点は1日目に取りあげるP2P保険の検討と同じことになりますので、ここでの法的論点は後者を取りあげます。
メタバース保険とは、メタバース(metaverse)空間を利用した保険、あるいはメタバース空間における保険のことです。

保険商品や保険形態の将来にご興味・ご関心のある方々のご参加をお待ちします。

 

会場
損保会館会議室 https://www.sonpo-k.co.jp/

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。
損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。

講義項目

第1回:5月13日(月)

1.インデックス保険
インデックス保険の概要
法的論点:定額給付型の損害保険契約の可否
2.P2P保険
P2P保険の概要
法的論点:P2P保険の「保険」該当性

第2回:5月14日(火)

1.分散型保険
分散型保険の概要
法的論点:分散型保険における保険業免許の要否
2.メタバース保険
メタバース保険の分類
法的論点:保険法・保険業法の適用有無

講師紹介

吉澤 卓哉(よしざわ たくや)氏   京都産業大学 法学部 教授

 

略 歴
東京大学法学部卒業(1982年)
損害保険会社(東京海上日動、HS損保)勤務、小樽商科大学大学院(准教授、教授)を経て2015年より現職

 

学 位
博士(経済学。九州大学)、修士(法学。東京大学大学院)

 

主要著書
吉澤卓哉『保険の仕組み -保険を機能的に捉える-』(2006年)千倉書房
吉澤卓哉『傷害保険の約款構造 ―原因事故の捉え方と2種類の偶然性を中心に―』(2020年)法律文化社
吉澤卓哉監修『新・賠償責任保険の解説』(第2版)(2020年)保険毎日新聞社
吉澤卓哉=安田和弘=宮根宏一『保険実務におけるトラブル対応の理論と実践』(改訂版)(2023年)保険毎日新聞社

参考書籍「インシュアテックをめぐる法的論点」特別価格販売について

第1回講義の参考図書です。
吉澤 卓哉 著 発行日 2023/03/25 判型/ページ数 A5判/306頁
価格 4,180円(税込) 3,800円(税抜)

 

今回、講座お申し込みの方に限り下記の特別価格でご購入いただけます。

 ■ 価格:3,762円(税込)

 ■ 送料:サービス

お申込み頂いた方には、講座の申込〆切日以降に保険毎日新聞社より書籍とお振込用紙を直接お送りいたします。

【オンライン参加ご希望の方へ】

申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日(5月12日)までに届かない場合はご連絡ください。

※当日はオンライン参加の方からの質問はお受けできません。会場での質問のみ回答させていただきます。

お申込みとご留意事項
  1. お申込み後の取消については、開講日の前日までにご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
  2. 受講者が僅少の場合は開講を見合わせることがあります。
  3. 研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
  4. お申込者と受講者が異なる場合、または複数名お申込みの場合は、お申込み受付メールと別に「受講のご確認」メールが届きますので、そちらに記載されたURLにアクセスの上、受講者氏名のご入力をお願いいたします。
  5. 講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
  6. 質問は会場参加者のみ受け付けます。オンライン参加の方は質問できませんので、予めご了承ください。

※2回ともご出席の方は下記より、「インシュアテックに関する法的論点(第1回&第2回)」を、1回のみのご参加の方は参加される回のカートを選んでください。

 

インシュアテックに関する法的論点(5/13&14)
受講方法
参考書籍のお申込み
¥15,400(税込)
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第1回インデックス保険とP2P保険(5/13)のみ
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参考書籍のお申込み
¥7,700(税込)
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参考書籍のお申込み
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