TK211029

不確実性の高まりとERM(統合的リスク管理)の進化 ~気候変動とESG時代にどう備え・対応するか~

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申込締切後、視聴用URLをお送りします。前日までに届かない場合はご連絡いただきますようお願いいたします。
Zoomライブ配信
【クレジットカード決済のみ】

開講日:2021/10/29 19:00~20:00(講義終了後、質疑応答有り。最長20:30まで)

講 師:

有限責任監査法人トーマツ
プロフェッショナル 後藤 茂之 氏

申込締切日:10月22日(金)

¥6,600(税込)
※受講料は税込価格です。

 保険業が「リスクをテイクし、それを管理し、収益を確保する」ビジネスモデルであることからERMは不可欠の知見であり、かつ業務を推進するにあたり依って立つ管理ツールです。そのため、多くの経験知を積み上げ、今日のERM体系が構築されました。
 しかし同時にERMは新たに大きな挑戦を受けていることも事実です。サイバーリスクや気候変動リスクに代表されるように、これまでのリスク管理手法がそのまま適用できない事態が生じています。従来と異なるリスクが登場して事業環境の不確実性が高まる中、ERMの強化が重要な経営課題となります。

 本講座では、不確実性が高まる中、保険ERMが十分機能しているのか、といった観点から、今後の課題と挑戦について一緒に考えてみたいと思います。
特に、気候変動リスク、さらにその延長線上にあるESGのインパクトの意味を考え、ERM強化の視点と課題について検討を行います。

【講義項目】

1.保険の仕組みとERMの体系
 (1) プール機能発揮、過去の教訓
 (2) 保険ERMの実務と体系
今後の経営環境の変化とERM強化
 (1) 気候変動リスクの意味
 (2) ESG要素への拡大
不確実性の拡大と動態的ERMの導入
質疑応答

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
講義項目

【講義項目】

 1.   保険の仕組みとERMの体系

     (1) プール機能発揮、過去の教訓

     (2)保険ERMの実務と体系

 2.   今後の経営環境の変化とERM強化

     (1) 気候変動リスクの意味

     (2) ESG要素への拡大

 3.   不確実性の拡大と動態的ERMの導入

 4.   質疑応答
講師紹介

【講師紹介】

有限責任監査法人トーマツ
プロフェッショナル 後藤 茂之 氏
 
略 歴
大手損害保険会社及び保険持株会社にて、企画部長、リスク管理部長を歴任。損保・生保経営管理業務に従事。また、日米保険交渉、合併・経営統合、海外M&A、保険ERMの構築に従事。 2015年トーマツに入社後、ディレクターとして、金融・保険会社に対し、経済価値ベース管理(ERM高度化、IFRS導入)、リスクカルチャー、気候変動リスク、 ESG要素の経営へのインテグレーション関連のコンサルに従事。2020年4月より顧問。 大阪大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所・客員研究員(1996~1997)、中央大学大学院総合政策研究科博士課程修了。博士(総合政策)、専修大学、大学院客員教授、中央大学大学院非常勤講師
 
主な著書・論文
『リスク社会の企業倫理』中央経済社(2021年)
『気候変動リスクへの実務対応』中央経済社(2020年、編著)
『ERMは進化するー不確実性への挑戦』中央経済社(2019年)
『最新IFRS保険契約』保険毎日新聞社(2018年、第14章執筆)
『保険ERM基礎講座』保険毎日新聞社(2017年)
 ERM経営研究会『保険ERMの理論と実践』金融財政事情研究会(2015年、第3章共同執筆)
追加情報

【その他】

・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
価格
¥6,600(税込)