<専門コース>海外プロジェクトのリスクと保険 2019
♦♦開講延期となりました♦♦
開講日:3月9日、16日(月)18:00 ~ 20:00 *全2回
講 師:
マーシュ ブローカー ジャパン株式会社
ジャパン インフラストラクチャー プラクティス
シニア バイス プレジデント
内山 信彦 氏
ジャパン インフラストラクチャー プラクティス
シニア バイス プレジデント
内山 信彦 氏
申込締切日:3月4日(水)
¥15,400(税込)
※受講料は税込価格です。
日本政府は「インフラシステム輸出戦略」(2013年経協インフラ戦略会議決定、2019年6月改定)を策定し、官民連携のもと、我が国企業が今年2020年に約30兆円(2016年約21兆円)のインフラシステムの受注を目指す旨明言しています。その中で、機器の輸出のみならず、インフラの設計、建設、運営、管理を含む「システム」としての受注を展開させていくことも重要としており、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)も2014年10月に設立されました。また国交省は、「インフラシステム輸出戦略」の国交省部分を深堀した「インフラシステム海外展開行動計画」を2016年3月に策定(2019年3月改定)しました。
一方、中小企業庁は2013年「海外展開成功のためのリスク事例集」を公表。この事例集(2014年3月改定)は企業が海外展開する際に、国内とは異なる特有の課題・リスクへの対応に関するものであり、海外プロジェクトのリスクの洗い出しにも役立つ内容となっています。
本講座では、日本企業が参加する海外プロジェクトにおいて、請負業者から見る建設契約書について気を付けねばならないリスク、およびPPPを始めとする設計、建設、運営、管理を含むプロジェクトにおける事業者側の視点からのリスクを考察し、顧客に対してどのようなアドバイスが出来るかを解説します。考察の一助として、請負業者からの視点では、国際請負契約約款の代表的FIDIC契約約款のうち、不可抗力条項、クレーム条項、仲裁条項、保険条項などを、またプロジェクトファイナンスを活用する事業者からの視点では、各種契約書における保険条項などを重点的に解説します。
特に、請負契約における保険条項で一般的に規定される、工事保険(CAR、EAR)、賠償責任保険について、Munich Re社の約款、Broker formの約款だけでなく、Project Financeを活用する場合に金融機関(Lender)が付保要求してくる操業開始遅延保険(ALOP/DSU)および各種保険に付帯するLender’s clause、Assignmentなどについても解説します。また、近年の温暖化対策に関連する石炭発電所等に関する海外保険マーケットの状況にも簡単に触れてみたいと思います。
海外プロジェクトの各種保険を案内・手配する方々にとって、契約書の主要条項の深い理解と適正な保険手配をアドバイスできるスキルは、海外プロジェクトのリスク管理を模索している顧客から高い信頼を得られるものと考えます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【講義項目】
1.海外プロジェクトのリスク
2.FIDIC契約約款
3.プロジェクトファイナンス案件における各契約書の保険条項
4.主要保険種目
5.事例考察
6.海外建設プロジェクト損失事例
2.FIDIC契約約款
3.プロジェクトファイナンス案件における各契約書の保険条項
4.主要保険種目
5.事例考察
6.海外建設プロジェクト損失事例
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。
会場
損保会館 会議室
住 所: 東京都千代田区神田淡路町2-9
最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分
*正面玄関のシャッターが下りた後(18:00以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。
講義項目
【講義項目】
1.海外プロジェクトのリスク
2.FIDIC契約約款
3.プロジェクトファイナンス案件における各契約書の保険条項
4.主要保険種目
5.事例考察
6.海外建設プロジェクト損失事例
2.FIDIC契約約款
3.プロジェクトファイナンス案件における各契約書の保険条項
4.主要保険種目
5.事例考察
6.海外建設プロジェクト損失事例
講師紹介
【講師紹介】
マーシュ ブローカー ジャパン株式会社
ジャパン インフラストラクチャー プラクティス
シニア バイス プレジデント
内山 信彦(うちやま のぶひこ)氏
略 歴
1984年 日産火災海上保険株式会社入社
業務部(火災、技術保険担当)、株式会社損害保険ジャパンでは企業商品業務部
(プロジェクト、工事保険担当)で、国内外の工事保険の引受に従事
2007年 国内銀行系ブローカーを経て、マーシュ ブローカー ジャパン株式会社入社
主として海外プロジェクト案件の保険手配、国内プロジェクトのコンサルティングなどに従事
1984年 日産火災海上保険株式会社入社
業務部(火災、技術保険担当)、株式会社損害保険ジャパンでは企業商品業務部
(プロジェクト、工事保険担当)で、国内外の工事保険の引受に従事
2007年 国内銀行系ブローカーを経て、マーシュ ブローカー ジャパン株式会社入社
主として海外プロジェクト案件の保険手配、国内プロジェクトのコンサルティングなどに従事
追加情報
【その他】
・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。
・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。
・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。
「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1