KK18D0117

<専門コース>海外PL保険 2018

-米国PL訴訟対応の歴史を中心にして-

開講日:1月17日(木)、24日(木) 18:00 ~ 20:00 *全2回

講 師:

東京海上日動火災保険株式会社
コマーシャル損害部 部長
国際賠責・航空グループリーダー 富永 朝夫 氏

申込締切日:1月15日(火)

¥14,880(税込)

 本講座では、損害サービス対応の実務担当者の視点から、以下を解説します。
 ① 米国PL訴訟の流れおよび訴訟対応の留意点
 ② 海外PL英文約款の特徴

 海外PL保険の約款は、賠償請求を受けた被保険者を防御する権利と義務は保険会社にある(すなわち、保険会社が示談代行を行う)と規定しています。そのため、保険会社の社員は海外の法律等についての基礎的な知識を必要とします。特に米国のPLは、ほとんどの請求が訴訟という形で提起され、その数が非常に多く、損害賠償の金額はわが国とは比較にならぬほど巨額になることが珍しくありません。
 本講座は、海外PL保険について基礎知識をお持ちの方向けに、英文約款の特徴に若干触れたうえで、米国PL訴訟の流れについてその歴史を踏まえた解説を行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
      東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
      東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
      都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。

講義項目

【講義項目】

1.海外PL保険の約款
(1) ISO約款の変遷
(2) Business Risk免責

2.米国PL訴訟の流れ、訴訟対応の留意点
(1)米国法および民事訴訟手続の基礎知識
(2)1980年代~1990年代の米国PL
(3) 2000年代以降の米国PL
  ①エキスパート証言に関する連邦最高裁判例(Daubert判例)
  ②Pre-emption(専占)に関する連邦最高裁判例
  ③設計上の欠陥の定義の変化
  ④訴状に関する連邦最高裁判例

講師紹介

【講師紹介】

東京海上日動火災保険株式会社
コマーシャル損害部 部長
国際賠責・航空グループリーダー 富永 朝夫(とみなが あさお)氏


 略 歴
1989年 入社
1990年 - 1994年 福井支店勤務 国内事案の損害サービスを担当
1994年 - 1995年 米国留学(MBA)
1995年 - 2000年 企業損害部勤務 海外賠責事案の損害サービスを担当 
2000年 - 2006年 米国TM Claims Service社にて勤務 米国賠責事案の損害サービスを担当
2006年 - 2010年 コマーシャル損害部勤務 海外賠責事案の損害サービスを担当
2010年 - 2013年 シンガポールTM Claims Service Asia社にて勤務
2013年 -      現職

追加情報

【その他】

・お申込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。

・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
 http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1

価格
¥14,880(税込)