2017-K-0301N

<基礎コース>【名古屋開催】損害賠償の基礎 2016

-保険実務に必須の知識を学ぶ-

開講日:3月1日(水),3月15日(水) 18:00~20:00

講 師:

後藤和男法律事務所 弁護士  後藤 和男 氏

申込締切日:2月15日(水)

¥15,280(税込)

 損害賠償に関する法律知識が不可欠であることは、日々損害保険の実務に携わる多くの方が感じているものと思います。

 そこで、これまで法律の世界には無縁であった方々にも、損害保険の実務処理に欠かせない不法行為法の基礎について、わかりやすく初歩からお話をしたいと思います。また、ある程度実務経験を積まれた方々にも、日頃何気なく使っている法律用語などについて、あらためて理解を深めて戴き、できれば積極的に法律的な議論に参加していって戴けたらと思います。そして、この講座を通じて、保険実務家としての“リーガルマインド”を養って戴ければこれに越したことはありません。

 ことに、近時新しいタイプの保険商品が数多く開発されてきております。また、これまでにはなかった紛争解決手続もできてきております。身近に起きた具体的な事例を盛り込みながら、明日から役立つ即戦力が身に付くように工夫をさせていただき、ともに学んでいきたいと思います。

 なお、民法改正が目前に迫ってきておりますので、できる限り講義のなかでこの点についても触れる予定です。

会場
名古屋サンスカイルーム

名古屋市中区錦 1-18-22 名古屋ATビル 2階C室

地下鉄(東山線、鶴舞線)伏見駅(8番出口)

*お申込受付は、収容人数(50人)に達した時点で終了とさせていただきます。

 

講義項目

【講義項目】

1.損害賠償の法的根拠

  (1) 債務不履行責任

  (2) 不法行為責任

     ①使用者責任 ②運行供用者責任 ③製造物責任 ④失火責任法による制限

2.損害項目についての検討

  (1) 傷害・死亡による損害全般(治療費・休業損害・死亡後遺障害による逸失利益・慰謝料等)

  (2) 物損全般(修理費・代車料・評価損等)

3.過失相殺

4.損益相殺

5.解決の手続

  (1) 示談

  (2) 調停

  (3) 紛争処理センター・斡旋仲裁センター

  (4) 損保ADRセンター

  (5) 訴訟

     ① 判決 ② 和解 ③ 少額訴訟 ④ 支払督促

6.損害賠償と保険制度

  (1) 自賠責保険と任意保険

  (2) 人身傷害補償保険

7.民法改正との関連

 

講師紹介

【講師紹介】

後藤 和男(ごとう かずお)氏  後藤和男法律事務所 弁護士

 

 略 歴

1977年 司法試験第2次試験に合格する。

1978年 名古屋大学法学部法律学科を卒業する。

1980年 名古屋(現・愛知県)弁護士会に弁護士登録をする。

1984年 後藤・木村合同法律事務所を開設。

2013年 後藤和男法律事務所を開設、現在に至る。

 主な活動分野

交通事故・火災事故・労災事故・医療事故などに関して、主に加害者ないし損害保険会社側の代理人として活動

 

追加情報

【その他】

・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。
 当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

・受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。

・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。
 「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。
 http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1

価格
¥15,280(税込)