2016-K-1213

<専門コース>運行起因性の判断基準に関する問題点

開講日:12月13日(火)18:00~20:00

講 師:

専修大学 法学部 教授  潘 阿憲 氏

申込締切日:12月2日(金)

¥7,490(税込)

 自動車保険のうち、運行起因性の判断基準の問題を取り上げます。

 運行起因性に関しては、従来から問題となってきましたが、今年3月4日の最高裁判決は、自動車保険の被保険者が、老人デイサービスの送迎車から降車した際に骨折し傷害を負ったとして、搭乗者傷害特約に基づき後遺障害保険金の支払いを請求した事案において、事故の運行起因性の有無について判断を示しており、実務的に大きな意味があると思われます。

 本講座では、この最高裁判決を中心に、運行起因性の有無に関する具体的な判断基準について詳しく解説します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

会場
損保会館 会議室

住  所: 東京都千代田区神田淡路町2-9

最寄り駅: JR 御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
       東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口 徒歩5分
       東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A5出口 徒歩5分
       都営新宿線 小川町駅 A5出口 徒歩5分

*正面玄関のシャッターが下りた後(18:30以降)は右手奥の通用門をご利用下さい。
  損保会館に入館の際は、社員証または本募集要項をご提示下さい。

講義項目

【講義項目】

1.はじめに

2.最高裁平成28年判決の概要

3.自賠法における運行起因性の判断基準

4.従来の裁判例における事故類型と運行起因性の解釈

5.最高裁平成28年判決の検討

6.終わりに

 

講師紹介

【講師紹介】

潘 阿憲(ばん あけん)氏  専修大学 法学部 教授

 

 略 歴

1996年 法政大学大学院博士課程修了、法学博士

1998〃 横浜市立大学商学部講師

1999〃 横浜市立大学商学部助教授

2004〃 東京都立大学法学部助教授

2005〃 首都大学東京大学院社会科学研究科法曹養成専攻准教授

2006〃 首都大学東京大学院社会科学研究科法曹養成専攻教授

2012〃 専修大学法学部教授

 著 書

『会社持分支配権濫用の法理』信山社(2000年)(単著)

『会社法概論』青林書院(2006年)(共著)

『商法概論』青林書院(2007年)(共著)

『条解説会社法第4巻』中央経済社(2008年)(共著)

『保険法の論点と展望』商事法務(2009年)(共著)

『保険関係訴訟』民事法研究会(2009年)(共著)

『保険法解説』有斐閣(2010年)(共著)

『保険法概説』中央経済社(2011年)(単著)

『論点体系保険法第1・2巻』(2014年)(共著)

 

追加情報

【その他】

 ・お申し込み後の取消については、開講日の前日までに損保総研へご連絡下さい。

  当日のご欠席はキャンセル料として受講料の全額をご請求申し上げます。

 ・定員は設けておりませんが、受講希望者が僅少の講座については開講を見合わせることがあります。

 ・講演中の録音、録画は固くお断りいたします。

 ・事前アンケートは、講座内容の充実に向けて講師の参考資料としますのでご協力をお願いいたします。

  「アンケートWeb回答用」よりご回答ください。http://www.sonposoken.or.jp/node_60/2__1

価格
¥7,490(税込)