昨今、グローバル化、技術革新などによる企業を取り巻く競争環境の非連続な変化が起っており、経営上の課題は、急速に複雑化・多様化しています。
将来にわたる不確実性が高まる中で、企業は、多様な視点から将来シナリオに備え、環境変化に対して全く想定しておらず無策であるという状況に陥らないことが肝要です。
保険グループが、事業環境の激変をチャンスとして生かし、長期にわたり持続的に価値を創造するためには、リスクガバナンスの実効性の確保は避けては通れません。
また、リスクガバナンスを含めた諸観点から、企業と投資家・アナリストとの建設的な対話が期待されるところです。
本講座では、長年にわたる企業の信用力評価業務の経験に加えて、ガバナンス、リスク情報を含む企業開示の充実に向けた制度改正の議論に関わってきた講師に、海外事例も踏まえて、グローバルなグループ経営の観点から実効性のあるリスクガバナンス、およびそれに関連する企業開示のあり方等に関する考察をお話しいただきます。
保険に興味を持つ全ての皆様にお薦めの講座です。多数の方々のご参加をお待ちしております。
【講義項目】1.今、なぜガバナンス・企業開示改革が求められるか?
2
.「経営の意志」がわかる「自己規律のある経営」
3
.リスク管理を核とした経営管理手法(ERM)の実効性
4
.形式要件の充足を超えたガバナンスの実効性とは?
5
.ESGの財務への影響とは?~気候変動に焦点を当てて~
6
.質疑応答
【お申込みについて】
研修窓口でおとりまとめをしていらっしゃる場合は、貴社社内掲示板(教育・研修関連)等をご確認の上、 貴社のお申込み方法に従ってください。