損害保険研究 第75巻第2号

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損害保険研究 第75巻第2号
損害保険事業総合研究所
2013年8月発刊
¥1,620
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
または
概要

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<研究論文>

傷害保険事故要件としてのaccidentalityの再考 -アメリカの判例理論を素材として-

早稲田大学大学院法務研究科教授 大塚英明

目次

1 はじめに

2 酸欠自慰による死亡をめぐる最近の判例

3 傷害保険の保険事故の成否に関するアメリカ判例の基本的立場

4 酸欠自慰事案への主観╱客観基準の導入

5 自傷行為免責の意味

6 終わりに

傷害保険事故の外来性と急激性との関係 -吐物誤嚥事故の裁判例をめぐって-

東北学院大学法学部准教授 横田尚昌

目次

1 はじめに

2 吐物誤嚥事件

3 問題の所在

4 作用と事故との間の因果関係(一つ目の因果関係)

5 発生した事故と被保険者の傷害との間の因果関係(二つ目の因
果関係)

6 間接原因について請求者側が主張,立証すべきことについて

7 吐物誤嚥事故の問題点

8 誤嚥の際の外部からの作用

9 内因性の傷害(窒息)と事故の外来性

10 飲酒に伴う向精神薬服用と誤嚥事故との関係

11 中毒反応(副作用の増強)事故と誤嚥事故との関係

<研究ノート>

戦前日本の保険業における企業形態の選択 -情報の非対称性問題仮説をめぐって-

は明治学院大学非常勤講師 姜 英英

目次

1.はじめに

2.戦前の生命保険業における企業形態の展開

3.火災保険事業における企業形態の展開

4.むすびにかえて

権利保護保険における弁護士選択の自由に関する一考察 -バンベルク高等裁判所2012年6月20日判決を題材として-

弁護士 應本昌樹

目次

Ⅰ はじめに

Ⅱ バンベルク高等裁判所2012年6月20日判決

1 事案の概要

2 判旨

Ⅲ 検討

1 問題の所在

2 関連する主な法規整の枠組み

3 議論の状況

Ⅳ 結びに代えて

マンション管理組合の地震保険加入に関する一察考

NPO法人かながわマンション管理センター理事 加藤 晃

目次

1.はじめに
2.調査の目的と意義
3.先行調査と先行研究
4.調査計画
5.調査結果と考察
6.まとめ
補論マンション管理組合が火災保険等を手配する根拠と理事の責任
調査票(添付)

<講演録>

海外PL保険⑵ -PL訴訟対応を中心にして-(続き)

株式会社保険教育システム研究所前客員研究員 三井俊紘、 東京海上日動火災保険株式会社 高橋 聖

内容

1.はじめに
2.PL(製造物責任)とは
3.PL で問題とされる欠陥
4.法律の基礎知識と米国の司法制度および法的動向
5.米国の民事訴訟手続き
(以上,第75巻第1号に掲載)
6.米国における最近の連邦最高裁判決
7.米国各州の不法行為法改革
8.海外PL 保険におけるISO約款
9.欧州,中国,アジアのPL

保険・金融業界におけるストレステストと ストレスシナリオ -その現状と課題-

ソシエテジェネラル証券会社東京支店 酒井重人、 金融庁監督局総務課健全性基準室 岡崎貫治

内容

はじめに
1.保険・金融業界におけるERM とストレステストの国際および国内の
規制の現状
2.保険・金融業界におけるERM とストレステストの実務動向と課題
3.日本に関する主要なリスクとストレスシナリオ
4.ストレスシナリオへの実務と経営の関与のあり方

<判例研究会>

傷害保険における疾病免責が否定された事例

専修大学法学部教授 潘 阿憲

タクシーから降車する際に転倒して傷害を負った事故において人身傷害補償条項の「自動車の運行に起因する事故」に該当すると認められた事例

弁護士 岩井 泉

<損保総研事業活動の報告>

2012年度下期調査・研究報告書 「諸外国の自然災害に対する保険制度の実態」

損保総研 研究部

目次

はじめに
調査結果の概要(主要項目別の各国比較一覧)
第Ⅰ章調査概要
第Ⅱ章米国の自然災害保険制度
第Ⅲ章フランスの自然災害保険制度
第Ⅳ章スペインの自然災害保険制度
第Ⅴ章イギリスの自然災害保険制度
第Ⅵ章タイの自然災害保険制度
第Ⅶ章韓国の自然災害保険制度
第Ⅷ章ニュージーランドの自然災害保険制度
参考文献

損保総研レポート第103号(2013年4月) 「ERM と保険規制の動向―金融・保険グループ規制とERM の取組事例を中心にして―」

損保総研 研究部主席研究員 金田 幸二

目次

1.はじめに
2.ERM とソルベンシー規制の関係
3.国際的規制・監督基準におけるリスク管理等の規制基準
4.EU におけるソルベンシーⅡによるリスク管理等の規制
5.米国における保険グループ等のリスク管理等の規制
6.主要な国際的保険グループのリスク管理等の取組
7.おわりに

損保総研レポート第103号(2013年4月) 「米国認定損害保険士(CPCU)資格について」

損保総研 研究部主席研究員 中江 俊

目次

1.はじめに
2.米国の保険に関する資格制度の全体像
3.CPCU 資格の概要
4.米国CPCU 研究所/米国保険研究所(AICPCU/IIA)の組織と
活動概要
5.CPCU 資格者の会員組織の活動
6.CPCU 資格により期待される効果と制度の課題
7.おわりに

追加情報

追加情報

発刊日 2013/08/25
編著者 損害保険事業総合研究所
サイズ A5判
ページ数 No