損害保険研究 第74巻第1号

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損害保険研究 第74巻第1号
損害保険事業総合研究所
2012年5月発刊
¥1,620
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
または
概要

詳細

<寄稿>

<大震災・原発事故シリーズ/寄稿> 東日本大震災に対する損害保険業界の対応

一般社団法人日本損害保険協会 常務理事(地震保険中央対策本部事務局長) 栗山泰史

目次

はじめに

Ⅰ.家計地震保険制度の概要と歩み

  1.地震保険制度の概要

  2.制度創設から現在までの歩み

Ⅱ.東日本大震災における損害保険業界の組織体制と全般的な対応

  1.地震保険中央対策本部の設置

  2.基本方針の策定

  3.インフラ整備

  4.行政対応

  5.義捐金の寄贈等

Ⅲ.東日本大震災における損害保険業界の具体的対応

  1.相談対応

  2.損害調査対応

  3.保険手続きにおける特別措置の実施

  4.保険契約者への情報提供

  5.広報対応

  6.現地対策本部における対応

  7.総括と今後の課題

      

<研究論文>

自動車交通事故民事損害賠償における複数加害者の責任(補稿)-自動車損害賠償責任保険の視点から医師の重大な医療過誤について-

専修大学名誉教授 商学博士 武田昌之

目次

Ⅰ はじめに
Ⅱ 競合的不法行為
  Ⅱ―1 競合的不法行為についての対応の推移
  Ⅱ―2 本稿の問題点
  Ⅱ―3 近年の地裁判決
Ⅲ 保険者の立場
  Ⅲ―1 保険者の役割
  Ⅲ―2 因果関係と帰責関係
  Ⅲ―3 保険者の立場
Ⅳ むすびに代えて

債権法改正論議の動向と損害保険への影響

一橋大学大学院法学研究科教授  松本恒雄

目次

1 はじめに

2 なぜ債権法の改正か

  ⑴ 3層構造の民法

  ⑵ なぜ今まで改正されなかったのか

  ⑶ なぜ今債権法改正なのか

3 部会における改正論議の特徴

  ⑴ 論点の記載順

  ⑵ いくつかの共通的傾向

  ⑶ 「債務不履行一元論」(瑕疵担保責任における瑕疵の基準時)

  ⑷ 債務不履行の帰責事由(免責事由)

4 損害保険契約にとっての重要な論点

  ⑴ 約款

  ⑵ 法定利率・中間利息控除・利率超過損害

  ⑶ 消滅時効

  ⑷ 不実表示

5 むすびにかえて

吐物誤嚥事故と傷害保険における外来性要件の法的評価

愛知学院大学法学部教授 法学博士 山野嘉朗

目次

1.はじめに―問題の所在
2.裁判例
3.比較法
4.理論的問題点と私見
5.おわりに

生損保相互参入の効率性の見地からの評価

中京大学経済学部教授 小林毅

目次

1.はじめに

2.実証分析

3.結論

<大震災・原発事故シリーズ/研究論文>原子力損害賠償法における責任集中原則と国家補償

株式会社ジャパン保険サービス勤務,法学博士 卯辰 昇

目次

一.はじめに

二.原子力損害賠償法の構造

三.原賠法における責任集中原則

四.原子力安全規制と国の規制権限不行使による国家賠償請求

五.原子力損害賠償制度における国家補償の在り方

六.おわりに-原賠法上の責任原則の在り方

<研究ノート>

今日の高齢生活者のリスクマネジメントと損害保険の役割に関する考察

駒澤大学大学院経営学研究科研究生 梅田篤史

目次

1.はじめに

2.リスクマネジメントとリスクマネジメント・プロセス

3.高齢者の生活環境と社会参加の必要性

4.リスク処理の方法と損害保険の役割

5.むすびにかえて

民事訴訟法の改正と国際裁判管轄

弁護士・白鷗大学法科大学院講師・損害保険ジャパン顧問 比護正史

目次

1 はじめに―国際裁判管轄

2 これまでの判例・学説

3 民事訴訟法改正による国際裁判管轄

4 今後の課題と展望

<判例研究会>

嘔吐・誤嚥による窒息死と傷害保険契約における外来性の要件

東北大学准教授 白井正和

薬物摂取後の路上横臥と極めて重大な過失による免責の可否

伊藤・遠藤・高野・野崎法律事務所 弁護士 高野真人

<損保総研事業活動の報告>

損保総研レポート第98号(2012年1月)

損害保険事業総合研究所 研究部

目次

「IAISの保険規制・監督基準の動向について-保険グループ規制・監督を中心にして」   主席研究員 金田 幸二

「ニュージーランドの地震保険」   主任研究員 佐川 果奈英

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発刊日 2012/05/25
編著者 損害保険事業総合研究所
サイズ A5判
ページ数 No