損害保険研究 第70巻第1号

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損害保険研究 第70巻第1号
損害保険事業総合研究所
2008年5月発刊
¥1,620
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
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概要

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<掲載論文>

英国海上保険法制史、その素描 ―損害防止費用負担義務形成史にかかる序章―

近畿大学法学部 教授 野口 夕子

目次

Ⅰ はじめに―英国の苦悩―

 1 1906年英国海上保険法に対する同国内の理解

 2 本稿の目的―国際ルールとしての1906年英国海上保険法―

Ⅱ 1906年英国海上保険法、その制定前史

 1 初期の制定法

 2 海上保険実務の変容

 3 法典化へ

Ⅲ 1906年英国海上保険法制定から現在に至るまで

1 制定法

2 判例法

3 海上保険市場の改革

Ⅳ 小括―1906年英国海上保険法を取り巻く現状―

保険における差別と区別

慶応義塾大学 非常勤講師 宮地 朋果

目次

1. はじめに

2. 生命保険業における「差別」と「区別」

2.1 生命保険業における危険選択の役割

2.2 危険選択における「差別」と「区別」の境界線

2.3 危険選択における遺伝子検査の位置付け

3. 損害保険業における「差別」と「区別」

4.リスク分類が内包する矛盾

5. むすびにかえて

保険契約法の改正について ―実務面への影響を中心に―

東京海上日動火災保険株式会社 浅湫 聖志

目次

はじめに

1. 告知義務関係

2. 通知義務関係(危険の増加)

3. 超過保険

4. 重複(超過)保険

5. 保険金の支払時期

6. 責任保険の特別先取特権

7. 片面的強行規定の適用除外

8. 他人を被保険者とする傷害・疾病保険契約の被保険者の同意

9. その他の事項

おわりに

新型インフルエンザパンデミックの脅威と保険事業への影響

全国共済農業協同組合連合会 和野嗣賢

目次

はじめに

1.インフルエンザ流行の歴史

2.スペイン風邪の脅威

(1)スペイン風邪の被害

(2)スペイン風邪の流行源

(3)米国におけるスペイン風邪流行時の様子

(4)わが国におけるスペイン風邪の流行

3.スペイン風邪の特徴

(1)スペイン風邪は3度流行した

(2)インフルエンザウイルスの変異

(3)死亡者には若者が多い

4.新型インフルエンザパンデミック

(1)H5N1インフルエンザウイルスの感染拡大

(2)H5N1インフルエンザウイルスのヒト感染

(3)新型インフルエンザパンデミック対策

(4)新型インフルエンザパンデミックの被害予想

5.保険業界への影響 

(1)生命保険事業への影響

(2)Mortality Bond

(3)損害保険事業への影響 

おわりに

諸外国のキャプティブ規制比較

(株)損保ジャパン・リスクマネジメント 荒木 由起子

目次

はじめに

第1章 キャプティブとキャプティブ・ドミサイル

1.キャプティブとは

2.キャプティブ・ドミサイルとは

第2章 キャプティブ保険法の特徴

1.一般保険会社の規制目的と規制手段

2.キャプティブ規制の特徴

第3章 キャプティブ法制比較

1.各ドミサイルの特徴

2.立法趣旨

3.法律の構成と規制方針

4.業務範囲を限定する規制

5.基準を緩和する規定

第4章 キャプティブ規制の共通認識形成の試み

<翻訳> 1538年スペイン・ブルゴス海上保険条例のテクスト(その2)

一橋大学大学院商学研究科 教授 近見 正彦

<判例研究>

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追加情報

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発刊日 2008/05/26
編著者 損害保険事業総合研究所
サイズ A5判
ページ数 No