損害保険研究 第69巻第4号

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損害保険研究 第69巻第4号
損害保険事業総合研究所
2008年2月発刊
¥1,620
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
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概要

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<掲載論文>

医師賠償責任保険における保険事故に関する一考察

大阪大学大学院高等司法研究科 准教授 山下 典孝

目次

Ⅰ 本稿の目的

Ⅱ 日本医師会賠償責任における保険契約関係者・保険料負担

Ⅲ 日本医師会賠償責任における保険事故

1. はじめに

2. 本件医療事故について

Ⅳ 結び

傷害保険契約における偶然性の立証責任分配に関する将来展望 ―法制審議会保険法部会・保険法の見直しに関する中間試案を踏まえて―

中京大学法学部 専任講師 土岐 孝宏

目次

Ⅰ.問題の所在

Ⅱ.証明責任規範と証明責任分配

Ⅲ.平成13年4月20日判決における最高裁の判断枠組み

(1)事実および判旨

(2)係争約款の内容及び最高裁の判断枠組みについて

Ⅳ.法制審議会保険法部会「保険法の見直しに関する中間試案」の規律

(1)傷害疾病保険契約法の新設について ―はじめに―

(2)傷害保険における偶然性の立証責任に関する中間試案の規律

Ⅴ.新法の影響(平成13年判決が新法施行後に有する意義について)

(1)はじめに

(2)平成13年判決の解釈の変更可能性について

(3)消費者契約法の適用と平成13年判決

(4)小括

Ⅵ.立法論的検討

(1)中間試案に対する評価

(2)法規の性質はどうあるべきか

保険事故における偶然性の立証責任

共栄火災海上保険株式会社 山本 到

目次

1. はじめに

2. 偶然性の立証責任に係る最高裁判例

(1) 傷害保険

(2) 火災保険関係

(3) 自動車車両保険一般事故

(4) 自動車車両保険盗難事故

3. 商法629条に定める「偶然性」

4. 立証責任の分配

(1)判例の考え方

(2)保険約款の拘束力

(3)保険契約者の意思

(4)立証責任の分配と保険約款

5. 立証責任の程度

おわりに

タカフル(イスラム保険)について

(株)あいおい基礎研究所 福岡 藤乃

目次

Ⅰ.はじめに

Ⅱ.タカフルとは

1. タカフルとは

2. イスラム金融の基盤となる教義

3. 従来の保険との違い

4. タカフルの運営方式

Ⅲ.マレーシアにおけるタカフル

1. 市場基盤

2. 市場の概況

3. タカフルの種類

4. タカフルの商品

Ⅳ.東南アジアにおけるタカフル

1. アジアのイスラム教徒

2. マレーシア以外の東南アジアにおけるタカフルの状況

Ⅴ.まとめ

<翻訳> 1538年スペイン・ブルゴス海上保険条例のテクスト(その1)

一橋大学大学院商学研究科 教授 近見 正彦

目次

Ⅰ 序

Ⅱ 1538年ブルゴス海上保険条例の地位

Ⅲ 1538年ブルゴス海上保険条例のテクストを掲げた文献

Ⅳ 1538年ブルゴス条例のテクストと試訳

<判例研究>

(1)傷害が疾病を原因として生じたものでないことの立証責任

白鴎大学 名誉教授 戸出 正夫

(2)後遺障害逸失利益損害における定期金賠償

福岡大学法科大学院教授 佐野 誠

(3)人身傷害補償保険における保険金の損害額への充当方法

東海大学法学部 教授 石田 清彦

(4)自動車保険契約の運転者家族限定特約における「同居」の意義

(社)日本損害保険協会 市川 典継

追加情報

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発刊日 2008/02/25
編著者 損害保険事業総合研究所
サイズ A5判
ページ数 No