- 概要
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詳細
<掲載論文>
相当因果関係説をめぐる相剋
早稲田大学教授 大谷 孝一
目次
1.はじめに
2.各種定義
3.不可欠条件とは何か
4.適当条件の意味およびその選別と蓋然性の程度
4-1 適当条件とは何か
4-2 適当条件の選別と蓋然性の程度5.適当条件が複数存在する場合の保険者の責任
6.おわりに
自動車保険が損害保険会社の経営に及ぼした影響 ―自動車保険へのシフトは損害保険会社にとって合理的な行動だったのか?-
京都産業大学教授 宮下 洋
一橋大学大学院商学研究科 米山 高生目次
1.はじめに
1.1 本研究の課題と方法
1.2 効率性研究の整理と本研究の立場2.損害保険企業と自動車保険
2.1 データと変数
2.2 変数の長期的な推移3.損害保険会社の費用非効率の計測
3.1 非効率性計測のために採用したモデルとその統計学的前提
3.2 非効率性計測のためのモデルの説明
3.3 非効率性の計測結果とランキング
3.4 被説明変数としての非効率性ランク・データ4.オーダード・プロバビリティ・モデル分析
4.1 オーダード・プロバビリティ・モデル
4.2 オーダード・プロビット・モデルの採用5.分析の結果: 5社の推定
5.1 自動車保険関連要素およびその他の要素と効率性の関係
5.2 企業毎の推計結果の吟味6.分析の結果: 10社の推定
6.1 自動車保険関連要素およびその他の要素と効率性の関係
6.2 企業毎の推計結果の吟味
6.3 マージナル・イフェクト
6.4 モデルのフィット7.結論
7.1 仮説の検証の結果
7.2 仮説に関連する課題と効率性の要因分析
7.3 仮説検証以外に得られた含意規制緩和後のわが国損害保険業の再編と効率性・生産性への影響 ― 一連の合併現象は生産性の改善に貢献したか? ―
東京経済大学経営学部准教授 柳瀬 典由
城西大学現代政策学部助手 浅井 義裕
名古屋大学大学院経済学研究科 冨村 圭目次
1.はじめに
2.背景と先行研究
2.1 保険業法改正後のわが国損害保険業の動向
2.2 産業の集中度の変化
2.3 先行研究の概略
2.4 合併・買収の動機に関する仮説3.分析手法とデータ
3.1 効率性と生産性変化の測定指標
3.2 データ4.分析結果
4.1 効率性の分析結果
4.2 生産性変化の分析結果5.結論と今後の課題
国際保険監督規制の最近の進展
IAIS事務局長 河合 美宏
目次
1.IAIS組織改革
1.1 組織運営の見直し
1.2 作業計画2.IAIS基準制定活動
2.1 ソルベンシー基準
2.2 保険会計基準
2.3 再保険規制3.その他の主な活動、活動計画
3.1 基準制定活動
3.2 基準履行活動保険と共済との比較
拓殖大学客員教授 大石 正明
目次
第一章 国民の理解
第二章 法律の構造
1.保険業法の適用を除外される会社等とは
2.金融商品取引法
3.法律の構造第三章 共済と保険との比較
1.共同保険と共同引受の相違
2.保険料率と共済料率の違い第四章 商法改正
マイクロインシュアランスの概況と規制の課題について
(社)日本損害保険協会 鐘ヶ江 修
目次
はじめに
1.マイクロファイナンス発展の背景
2.マイクロインシュアランスの概要
2-1 マイクロインシュアランスとは
2-2 マイクロインシュアランスと一般の保険との比較
2-3 主な市場参加者
2-4 マイクロインシュアランス商品
2-5 募集・販売網3.インドにおけるマイクロインシュアランス普及の取り組み
4.マイクロインシュアランスの規制上の課題
おわりに
新保険判例の動向(責任、新種、運送・海上保険関係)(平成19年11月)
保険判例研究会
<判例研究>
(1)搭乗者傷害条項の死亡保険金の支払事由
上智大学名誉教授 石田 満
(2)浴室での溺死と傷害保険における外来性の要件
福岡大学法科大学院教授 佐野 誠
(3)集団扱定期保険の個人扱への変更通知と保険契約者への対抗
東海大学教授 小野寺 千世
(4)政府の自動車損害賠償保障事業にかかる損害てん補基準の裁判所に対する拘束力
全国共済農業協同組合連合会 武田 俊裕
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発刊日 2007/11/26 編著者 (税込・送料無料)
損害保険事業総合研究所サイズ A5判 ページ数 No