損害保険研究 第69巻第1号

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損害保険研究 第69巻第1号
損害保険事業総合研究所
2007年5月発刊
¥1,620
損保総研では、研究者と実務家の執筆による損害保険とその関連分野に関する研究・調査発表の専門誌として、本誌を年4回(5月、8月、11月、2月)発行しています。本誌は、本邦唯一の損害保険に関する理論および実務の専門誌であり、学術的にも高い評価をいただいております。
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概要

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<掲載論文>

無保険車傷害保険の保険事故と被保険者の意義―自動車傷害保険という視点からの一考察―

香川大学法学部准教授 肥 塚 肇 雄

目次

Ⅰ 問題の所在

Ⅱ 自動車保険制度における責任保険中心主義と自動車傷害保険

Ⅲ 自動車傷害保険

Ⅳ 自動車傷害保険の保険事故―原因事故、結果事故および支払事由―

Ⅴ 傷害保険法試案との関係

Ⅵ 結びにかえて

保険契約締結に向けた意思決定の機会とその喪失―説明義務違反にもとづく慰謝料請求をめぐって―

静岡大学大学院法務研究科准教授 小 林 道 生

目次

1.はじめに

2.代替的慰謝料請求をめぐる判例-最高裁平成15年12月9日判決

3.慰謝料請求をめぐる従来の判例における立場

(1) 投資勧誘等の取引法領域に関する判例

(2) 医療の領域との違い

4.最高裁平成15年判決の評価

(1)最高裁平成15年判決の判断枠組みの分析

(2)最高裁平成16年判決との対比

(3)最高裁平成15年判決の判断枠組みの検討

5.結びに代えて

ファイナンス理論の発展とその保険事業への影響に関する考察―過去半世紀の動きを中心に―

京都産業大学経営学部専任講師 諏 澤 吉 彦

目次

1.はじめに

2.企業リスクマネジメントの変化

3.ポートフォリオ理論の発展と保険への影響

4.企業価値とリスクコストの概念の導入

5.金融デリバティブ市場の成長と保険への影響

6.新たな巨大損失ファイナンス手法の発展

7.結びにかえて

自己信託と損害保険代理店保険料保管専用口座―新信託法の活用可能性の視点から―

㈱損害保険ジャパン勤務、日本大学法学部非常勤講師 田 爪 浩 信

目次

Ⅰ.はじめに

Ⅱ.問題の所在

Ⅲ.「預けられた金銭」の帰趨をめぐる判例

Ⅳ.信託法理の援用による問題解決の当否

Ⅴ.新信託法の活用可能性―自己信託の法認―

Ⅵ.むすびに代えて

保険の仕組みと保険契約法

東京海上日動火災保険㈱勤務  吉 澤 卓 哉

目次

1.分析の視点

2.保険の経済的要件

3.リスク移転に関する保険契約規定

  (1)保険契約者にリスクが存在すること

  (2)保険契約者から保険者へとリスク移転がなされること

 (3)法的なリスク移転であること

  (4)移転するリスクは経済的リスクであること

 (5)リスクのみの移転取引であること

4.リスク集積に関する保険契約規定

5.リスク分散に関する保険契約規定

6.保険の経済的要件には直接基づかない保険契約規定

7.結 論

損害保険業における消費者保護再考―消費者行動の成熟化から見た自動車保険の消費者保護―

あいおい損害保険㈱勤務  鎌 田  浩

目次

Ⅰ.問題の所在と本稿の課題

Ⅱ.自動車保険における消費者保護の論理と展開

Ⅲ.消費者保護に欠ける視点~消費者行動の成熟化~

Ⅳ.消費者保護のあらたな提言

Ⅴ.まとめ

米国のD&O保険

一橋大学大学院商学研究科博士課程在籍  内 藤 和 美

目次

Ⅰ.はじめに

Ⅱ.米国におけるD&O保険の沿革

Ⅲ.米国におけるD&O保険の現状

Ⅳ.むすびにかえて

新保険の動向(保険業の重要問題 平成18年 )

石田 満・伊藤文夫・佐藤公平・吉川吉衛
・甘利公人・久保田光昭・丸山一朗

新保険判例の動向(自動車保険関係そのⅠ)

保険判例研究会

<判例研究>

(1)将来の義足費用損害における中間利息控除等

福岡大学法科大学院 教授 佐野 誠

(2)船舶の衝突によって生じた損害賠償請求権の消滅時効の起算点

東海大学法学部 教授 石田 清彦

(3)テナント総合保険の保険金支払請求と事故の偶発性についての立証責任

日本大学法学部 福田 弥夫

(4)自賠責保険に対する被害者の請求と社会保険の求償の競合

損害保険料率算出機構 植草 桂子

追加情報

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発刊日 2007/05/25
編著者 損害保険事業総合研究所
サイズ A5判
ページ数 No