<2012年10月>損保総研レポート第101号

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<2012年10月>損保総研レポート第101号
(税込・送料無料)

(公財) 損害保険事業総合研究所
研究部
2012年10月発刊
¥1,030

公益財団法人 損害保険事業総合研究所(理事長 遠藤 寛)では、研究員による調査研究の発表の場として機関誌「損保総研レポート」を定期刊行しています。

今号(第101号)では、次のとおり研究員2名のレポートを掲載するとともに、他に海外の金融・保険市場の動向等を紹介しています。

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概要

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米国の学校における金融教育の動向-保険教育の取組を中心に-

主席研究員 中江 俊

わが国では近年、金融商品の多様化・高度化や販売チャネルの多様化・IT化が進展しており、消費者にとっての利便性の向上とともに、複雑な金融商品に接する機会も増えています。このような環境変化の中では、金融機関側が消費者保護を図ることは当然ですが、消費者が自ら適切な判断を行えるようにするための金融教育も不可欠です。

金融教育への関心は、世界的にも高まっています。経済協開発力機構(OECD)では、人々の金融リテラシーの向上は、金融商品の情報提供に関する販売規制を補完するものとして、金融教育に係る取組が推進されています。

2008年の金融危機に対処してきた米国では、問題の発生の一因を、金融機関側だけの問題ではなく、消費者の金融知識の欠如と捉え、消費者、とりわけ消費者予備軍とされる若年層段階からの金融教育の推進に取り組んでいます。

本稿では、金融危機を経た近年の米国の学校教育における金融教育の取組を紹介しています。また、それらの取組の中でも、特に保険の取り扱われ方について、わが国の保険教育および保険業界にとって参考となり得る具体例を取り上げています。

1.はじめに

2.政府等の金融教育への取組

3.米国の金融教育の特徴

4.米国の学校における金融教育の概要

5.主な金融・保険教育活動機関とその活動の概要

6.保険業界団体および保険会社の取組

7.おわりに

テレマティクス自動車保険-イギリスにおける動向を中心として-

主任研究員 佐川 果奈英

テレマティクスとは、通信(Telecommunication)と情報科学(Informatics)を組み合わせた造語であり、自動車などの移動体に通信システムを組み合わせて情報サービスを提供することです。テレマティクス自動車保険は、テレマティクス技術を利用し、走行距離や運転する際のスピード、アクセル操作、ブレーキ操作等の運転性向に関するデータを収集し、それらのデータに基づく保険料設定を行う自動車保険です。

イギリスにおいては、近年急速にテレマティクス自動車保険への関心が高まっており、2011年以降テレマティクス自動車保険の契約件数が大幅に増えています。本稿では、イギリスにおいてテレマティクス自動車保険への関心が高まっている背景、テレマティクス自動車保険の販売状況や商品概要等を紹介しています。

また、参考として、米国におけるテレマティクス自動車保険の実施状況や大手保険会社の商品概要についても取り上げています。

1.はじめに

2.テレマティクス自動車保険の概要

3.イギリスにおけるテレマティクス自動車保険への関心の高まり

4.イギリスにおけるテレマティクス自動車保険の販売・実施状況

5.米国におけるテレマティクス自動車保険の概要

6.おわりに

追加情報

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発刊日 2012/10/31
編著者 (税込・送料無料)

(公財) 損害保険事業総合研究所
研究部
サイズ A4判
ページ数 82