<2016年5月>損保総研レポート第115号

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<2016年5月>損保総研レポート第115号
(税込・送料無料)

(公財)損害保険事業総合研究所
研究部
2016年5月発刊
¥1,030

公益財団法人 損害保険事業総合研究所(理事長 遠藤 寛)では、研究員による調査研究の発表の場として機関誌「損保総研レポート」を定期刊行しています。

今号(第115号)では、次のとおり研究員2名のレポートを掲載するとともに、他に海外の金融・保険市場の動向等を紹介しています。

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概要

詳細

わが国金融業界の主な資格制度と新たな損保資格制度についての一考察

主席研究員 内藤 正人

わが国の損害保険業界を取り巻く事業環境は、超高齢化社会や自動運転等の新技術の進展、グローバル化の加速など、急激に変化しています。このような変化に対応していくためには、これまで以上に、損害保険に従事する役職員が知識や能力の向上に継続的に取組んでいくことが不可欠と思われます。また、諸外国では、保険規制・監督当局が取締役や上級管理職等の適格性要件(フィット・アンド・プロパー)を重視する傾向を強めており、わが国の損害保険業界がグローバル展開を進めていくうえで、知識・技能のレベルを客観的に示す必要性が増しています。

このような背景を踏まえて、本稿では、役職員の継続学習を促す仕組として新たな損保資格制度を導入する時期にきているのではないかとの問題意識から、わが国の銀行・証券業界における資格制度と、欧米の損害保険業界で定着している米国認定損害保険士(CPCU)資格とイギリスの勅許保険協会(CII)資格との比較を行います。さらに、資格認定要件や資格試験の制度運営上の共通点の整理を通して、新たな損保資格制度を検討する際に参考になると思われる視点につき、考察をしています。

1.はじめに

2.わが国の金融業界における主要な資格制度

3.欧米の主な損害保険資格制度との共通点等について

4.おわりに

自動運転車と保険-イギリスの状況を中心として-

主席研究員 佐藤 智行

世界各国で、自動運転車の開発競争が進められています。自動運転車の登場は、交通事故の減少や高齢者・障害者等の移動支援に大きく貢献することが期待されています。

一方、自動運転車に事故が発生した場合の法的責任については、誰が負担するのかが世界的な課題となっており、自動車保険を提供している保険業界にとっても重大な関心事です。

イギリスは、世界で初めてとなる自動運転車の実証実験に関する実施規則を策定するなどして「無人自動車につながる技術の試験・開発の先頭」に位置するべく活動しています。また、政府資金を投じ、自動運転車の実証実験を行う共同事業体に保険会社を参画させて事故発生時の賠償責任負担に関する問題検討の役割を与えるなどして、産官学一体となって研究開発を進めています。

本レポートでは、自動運転技術とこれに寄せられる社会的期待を紹介したうえで、保険業界にもたらす影響、イギリスにおける政府や保険業界の取組状況を報告します。

1.はじめに

2.自動運転技術

3.社会的期待

4.保険業界への影響

5.イギリスの状況

6.イギリス政府の取組み

7.イギリス保険業界の取組み

8.おわりに

追加情報

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発刊日 2016/05/30
編著者 (税込・送料無料)

(公財)損害保険事業総合研究所
研究部
サイズ A4
ページ数 55