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会社役員賠償責任保険の有効性と限界の研究
-D&O保険特有の論点とその対応-
(財)損害保険事業総合研究所
8月24日、円相場はNY外国為替市場で続伸し、15年ぶりに1ドル83円台に突入しました。 世界的な不況の中で直面した、日本経済にとって追い撃ちとも言えるこの事態は、産業の空洞化と国内デフレの懸念を色濃くし、企業経営への新たな難題となることは必至であると思われます。
企業経営を取り巻くリスクは、上述の為替リスクも含めて複雑化・広範化しているため、経営責任上のリスクも拡大しています。このような経営環境の中で役員賠償責任保険が、今、新たな注目を集めています。
昨今、ビジネスの現場では、世界中で取引される金融商品が複雑化したことを背景に、当事者が想定していなかった利益相反取引が発生したり、違法性を認識しないまま取引をしてしまったりするケースが増えています。一方では、有価証券報告書等の情報開示に関連した法令違反に対する会社役員への責任追及は先鋭化し、経営者が対峙する経営リスクは増大しています。
本講義では、米国における証券訴訟をベンチマークとして、これからわが国で発生する可能性のある、D&O保険に関わるリスクを検討します。また、補償範囲や免責条項について検証を加えるとともに、賠償請求方式が採用されていることによる難点を克服する方法について検討していきます。特に、世界中の保険契約情報が集まるロンドン保険市場で議論されることが多い論点を中心に整理いたします。
企業商品業務部門、企業営業部門の皆様を始めとして、法務部門、経営企画部門、監査部門等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
オリックス株式会社 戦略営業部 課長 山越 誠司 氏
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| 日 時 |
11月9日(火)
18:00〜20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.リスクマネージャーが注意すべき三つの視点
2.米国における証券訴訟の分析とわが国への示唆
3.米国上場の日本企業が検証すべきリスク
4.免責条項及び賠償請求方式の盲点とその対応
5.まとめ
受講料
¥7,200(税、資料代込み)
講師紹介
山越 誠司 氏 オリックス株式会社 戦略営業部 課長
略 歴
1993年 東洋大学大学院法学研究科 博士前期課程 修了
1993年 日産火災海上保険株式会社入社
2001年 エーオン・リスク・サービス・ジャパン株式会社
2002年 株式会社エヌ・エヌ・アイ
2004年 オリックス株式会社リスク管理本部 リスク・マネジメントグループ
2010年 同社 戦略営業部
講演実績(損害保険講座)
「保険流通業の企業マーケット戦略」2004年
「オペレーショナル・リスク管理とリスクファイナンス」2005年
「事業会社の統合リスクマネジメントとリスクファイナンス」2006年
「保険事業の新たな着眼点と発想」2007年
「金融国際化における賠償責任リスクと保険」2008年
「売掛債権流動化と取引信用保険」2009年