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会社役員賠償責任の現状
(財)損害保険事業総合研究所
会社役員賠償責任保険の填補対象となる会社役員の賠償責任の分野では、静かではあるものの、確実な変化が起きています。
会社役員に具体的法令違反が無くても、経営判断や内部統制システムの構築に係る善管注意義務違反を理由に、その責任を認める裁判例や和解事例は着実に増加しています。その上、無過失であることを役員が立証しなければならない有価証券報告書等の虚偽記載の責任を含む情報開示に関する賠償責任が認められる事例も現実化し、かつ増加の傾向にあります。
会社役員賠償責任保険は、各種ニーズをくみ取りながら特約の開発が進められてきましたが、前記の賠償責任自体の変化により、保険の有用性が更に高まりつつあります。
本講座では、裁判例や和解事例で示された司法判断基準を踏まえつつ、上場会社の開示関係を含めて拡大傾向にある会社役員の賠償責任の範囲、構造の分析を行います。会社役員賠償責任保険の有用性が高まっている今、本テーマは情報および知識の整理に極めて有益と考えます。
企業商品業務部門、企業営業部門の皆様を始めとして、法務部門、経営企画部門、監査部門等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
森・濱田松本法律事務所 弁護士 澤口 実 氏
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| 日 時 |
10月22日(金)
18:00〜20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.会社役員の任務懈怠責任の現状
2.有価証券報告書の虚偽記載に係る会社役員の責任
3.その他の開示に伴う会社役員及び発行会社の責任
4.会社役員賠償責任保険の変容と有用性の高まり
5.関連する会社法等の規制変更の動き
6.まとめ
受講料
¥7,200 (税、資料代込み)
講師紹介
澤口 実 氏 森・濱田松本法律事務所 弁護士
略 歴
1991年 東京大学法学部卒業
1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
2005年~ 一橋大学法科大学院法学研究科講師
主要著書
「会社訴訟」(中央経済社、1997年)、
「利益供与をなくす法」共著(商事法務研究会、1998年)、
「事業再構築-経営戦略の視点から」共著(商事法務研究会、2001年)、
「Q&A新株予約権の実務」(商事法務研究会、2002年)、
「新しい役員責任の実務-最近10年間の裁判例の分析-」(商事法務研究会、2005年)、
「新しい事業報告・計算書類[第三版]-日本経団連ひな型を参考に-」
共著(株式会社商事法務、2010年)