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ヨーロッパ保険契約法原則(PEICL)とは何か
-保険法の新しいグローバルスタンダードか?-
(財)損害保険事業総合研究所
わが国で保険法の制定作業が進められていたのと同じ頃、欧州では、「ヨーロッパ保険契約法原則」(Principles of European Insurance Contract Law (PEICL))と呼ばれる新しい保険法が検討されていました。PEICLは現実に適用される法律ではなく、欧州の保険法研究者が集まって、各国の保険法に共通する考え方を条文の形にまとめ、解説と注釈を加えたものです。その内容は、わが国の保険法に相当する保険契約についてのルールに加え、保険募集に関するルール(保険業法のうち、平成8年改正以前の募取法に相当する部分)を含んでいます。
PEICLの作成には、英国のマルコム・クラーク教授やドイツのユルゲン・バゼドウ教授など、欧州を代表する保険法学者が関与しており、ヨーロッパの保険法理論の到達点を示すものです。今後、各国が新たに立法を行う際にはPEICLがモデル法となっていくであろうことは疑いを入れません。また、PEICLの基本的なスタンスは、消費者利益の保護にあります。消費者の利益とどのように向き合っていくかは、わが国の保険業界にとっても重大な関心事ですが、PEICLは、保険契約における消費者保護についての国際的な相場観を与えてくれるものでもあります。
このようなPEICLの重要性に鑑み、損害保険事業総研究所では、その日本語版を刊行すべく、翻訳作業を進めています。本講座では、PEICL翻訳プロジェクトのまとめ役をお願いしている保険法学者お二方をお招きし、PEICLの特徴やわが国の保険実務に対する有効性などについてご解説いただきます。
法務部門、経営企画部門、コンプライアンス部門、商品開発部門、営業部門、損害サービス部門等の皆様を始めとして、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
学習院大学法学部 教 授 小塚 荘一郎 氏
同 准教授 後藤 元 氏 |
|---|---|
| 日 時 |
7月16日(金)
18:00 ~ 20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.ヨーロッパ保険契約法原則(PEICL)とは何か
2.PEICLが目指すもの
3.わが国にとってのPEICL
4.PEICLとわが国の保険法の比較
参 加 費
¥7,200(税、資料代込)
講師紹介
小塚 荘一郎 氏 学習院大学法学部 教授
1992年 東京大学法学部卒業、東京大学助手に採用
1995年 千葉大学法経学部助教授
1998年 上智大学法学部助教授(2004年より法科大学院担当)
2010年 学習院大学法学部教授
この間、
国民生活審議会消費者団体訴訟制度検討委員会 委員(2004年~2005年)
宇宙開発戦略専門調査会法制検討ワーキンググループ 構成員(2008年~)
などを歴任
後藤 元 氏 学習院大学法学部 准教授
2003年 東京大学法学部卒業、東京大学助手に採用
2006年 学習院大学法学部専任講師
2008年 学習院大学法学部准教授
申込書(PDFファイル)は こちらからダウンロードしてください