|
|
|
保険会社の統合リスク管理体制
-S&Pの格付け手法に基づく評価-
(財)損害保険事業総合研究所
保険会社が抱えるリスクは多様化・複雑化してきています。これに伴い、保険会社では自らのリスクを個別部門ごとの管理のみに頼らず、組織あるいはグループ全体で統合的に管理する必要性が高まっています。また、保険監督者国際機構(IAIS)のERM基準、金融庁の保険会社向けの総合的な監督指針、欧州のソルベンシーⅡにみられる保険監督規制の動向も保険会社によるERMへの取り組みを促しています。
ERMにおいて高い能力を示す保険会社は、強固なリスク管理プロセスが組織全体に浸透し、基本的な意思決定の基盤となっている会社だと言えます。2008年秋以降の金融危機の影響を受けて世界的に数多くの金融機関が予想を超える大きな損失を計上しました。こうした会社のERMプロセスや実行における弱点が浮き彫りになり、リスク管理は以前にも増して重要となってきています。
本講座では、ERMの考え方や監督規制の動向を概観したうえで、スタンダード&プアーズ社で用いられている格付け手法に基づいて、損害保険会社の信用力分析におけるERMの位置づけや、ERMの評価視点・手法を説明します。開示可能な範囲で、国内損害保険会社のERMに対する評価の解説や、欧米保険会社のERM評価との比較も行う予定です。
経営企画部門、リスク管理部門の皆様を始めとして、経理部門、財務部門、商品部門等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
スタンダード&プアーズ 金融機関格付部 上席アナリスト 田中 玲奈 氏
|
|---|---|
| 日 時 |
6月22日(火)
18:00 ~ 20:00
|
| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.エンタープライズ・リスク・マネジメント(ERM)の概要
2.ERMに関する規制の動向
3.S&Pの損害保険会社格付け手法とERMの位置づけ
4.ERMの評価ポイント
5.国内保険会社のERM取り組み状況と海外保険会社との比較
参 加 費
¥7,200(税、資料代込)
講師紹介
田中 玲奈 氏 スタンダード&プアーズ 金融機関格付部 上席アナリスト
略 歴
三井海上火災保険株式会社(現・三井住友海上)入社後、再保険部、火災新種商品企
画部、経営企画部、投資部等を経て、2007年にスタンダード&プアーズに入社。格付け
アナリストとして、生損保の信用力分析を担当。
東京大学文学部社会学科卒業、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了
申込書(PDFファイル)は こちらからダウンロードしてください