損害保険とリスクマネジメント(2010年度版)
当研究所では、損害保険業界に勤務されてから1~3年目の方々を対象に、損害保険に関わる基礎的知識の習得を目的とした本科講座(全13科目)を開講しております。本書は、同講座の一科目である「損害保険とリスクマネジメント」のテキストとして、本年度改訂版として刊行したものです。
本書は、1930年代の米国で生まれ、その後、損害保険とともに未曾有の発展を遂げた伝統的なリスクマネジメントと、1990年代の中頃から台頭した現代的なリスクマネジメントを二つの軸として、企業リスクマネジメントにかかわる理論、歴史、動向、実務の現状と課題などを解説しております。
2010年度版は、2009年11月15日付でリスクマネジメントの国際規格が発行されたのに伴いその点を加筆しました。具体的には「リスクの定義」「リスクマネジメントの定義」そして「国際規格」の部分です。
本書の執筆者は、長年にわたって損害保険の実務に携わった方々なので、理論と実務の双方に通暁しています。したがって、損害保険業界の方々はもとより、研究者や学生の皆様にもお役に立てるテキストとしてご案内いたします。
第1章 リスクとは (杉野 文俊筆)
第2章 リスクマネジメントとは (杉野 文俊筆)
第3章 リスクマネジメントのプロセス (諏澤 吉彦筆)
第4章 リスクファイナンス (池内 光久筆)
第5章 製造物責任(PL)のリスクマネジメント (杉野 文俊筆)
第6章 現代企業経営とリスクマネジメント (杉野 文俊筆)
第7章 家庭のリスクマネジメント (池内光久筆)