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後遺障害評価の問題点と解決へ向けての視点
-米国カリフォルニア州労災におけるDisabilityの 評価基準との比較で-
(財)損害保険事業総合研究所
民事賠償においては、交通外傷後の後遺障害の評価(認定)に関し従来からいろいろな問題点が指摘されています。多い例では、いわゆる局部の神経症状、醜状障害の労働能力喪失程度、既存障害・素因、複数障害が残ったときの併合、高次脳機能障害などがあり、その他実に多様な問題が生じており、また、判決は往々にして自賠責保険の認定結果とは異なっています。
本講座では、まず、なぜこのような問題が生じ、また自賠責保険の認定結果と異なる判決が出るのかを、自賠責保険が準拠している労災保険の障害補償における認定基準と自賠責保険のそれとを比較し、その異同を明らかにした上で、自賠責保険における後遺障害認定基準の特徴を明らかにします。
次に、自賠責保険の後遺障害の認定基準の民事賠償(自動車保険)における適合性を検討し、問題発生の原因を探ります。
3番目に、これらの問題に対する今後の検討の視点を、米国カリフォルニア州の労災保険のdisabilityの評価方法を参考に探っていきます。ここでは、AMA(American Medical Association)『Guides to the Evaluation of Permanent Impairment 5th Edition』のimpairmentの概念、及びこれを基にした同州のdisabilityの算出方法を紹介します。
最後に上記で求めたdisabilityと日本の労災保険及び自賠責保険の障害等級表との違いを確認し、問題解決の方向性を検討します。
損害サービス部門の皆様を始めとして、法務部、商品開発部等より多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
損害保険料率算出機構 内部監査部 主管 大島 道雄 氏
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| 日 時 |
3月5日(金)
18:00〜20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.後遺障害の認定-労災保険と自賠責保険の異同
2.後遺障害評価に関する自賠責保険と民事賠償の異同
3.米国カリフォルニア州の労災保険におけるdisabilityの評価
4.障害等級表とdisability-問題解決に向けた検討の視点
受講料
¥7,200(税、資料代込み)
講師紹介
大島 道雄 氏 損害保険料率算出機構 内部監査部 主管
略 歴
1972年 3月 一橋大学経済学部卒業
1972年 4月 大正(現:三井住友)海上火災保険(株)入社
1999年 3月 同退社
1999年 4月 自動車保険料率算定会(現:損害保険料率算出機構)大宮(現:さいたま)調査
事務所入所、同所において後遺障害の認定に8年間携わる。
2008年 4月 損害保険料率算出機構 内部監査室主管
連論文等
「自賠責保険平成十四年度改正の問題点」インシュアランス第4053、4054号
「自賠責保険の後遺障害における加重について」損害保険研究第66巻第4号
「わが国における後遺障害等級認定の諸問題の解決へのアプローチ」賠償科学36号