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2009年度 講演会

保険業界の今後の消費者対応

-最近の消費者行政の枠組みの変化とISO26000の発行を目前に-


(財)損害保険事業総合研究所

 2005年に顕在化した保険金の不払い・未払い問題以降、保険と消費者をめぐる環境は、激しく変化しています。2007年には、改正金融商品販売法・改正金融商品取引法が施行され、「保険会社向けの総合的監督指針」における意向確認書面の完全実施がなされました。また、保険商品の銀行窓口販売が全面的に解禁されました。2008年には、保険法の制定と保険業法の改正がなされ、2010年にはその施行を迎えます。グローバル金融危機を経て、2009年9月には、消費者庁・消費者委員会の発足と政権交代が同時に生じました。

 本講演では、まず、わが国における消費者政策の変遷及び多様化の歴史を背景に、消費者庁・消費者委員会の発足の経緯と新しい消費者行政の枠組みを概観します。次いで、そのような行政規制の仕組みの変化の中で、保険会社としてどのように対応すべきであるかを、現在、ISO(国際標準化機構)が策定を進めている社会的責任に関するISO26000や既に発行しているISO10000シリーズを手がかりに考察します。最後に、保険会社とそのもっとも重要なステークホルダーとしての消費者との関係を、2006年9月に発足した日本損害保険協会の「消費者の声」諮問会議での議論なども紹介しつつ検討します。

 講演者は、消費者の意向を消費者行政に反映するとともに、消費者の視点から消費者行政を監視する重要な役割を担う新設機関で、初代委員長に就任された松本恒雄教授です。

 法務、コンプライアンス、検査・監査部門の皆様を始めとして、商品業務部門、営業・損害サービス部等より多数の方々のご参加を期待いたします。

講 師
一橋大学法科大学院長
消費者委員会 委員長 松本 恒雄 氏

日 時
2月3日(水)    18:00〜20:00   
会 場

損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9
* 損保会館の正面玄関は、18:30にシャッターが下りますのでご面倒でも通用門をご利用下さい。
* 損保会館の入り口では入館チェックがあります。損保講座へお越しの際には、 社員証または
 本募集要項をご持参下さい。

  

講演項目

 1.保険と消費者をめぐる最近の環境の変化

 2.消費者政策の手法の多様化

 3.消費者行政の一元化と消費者庁

 4.コンプライアンス、CSRそしてISO26000

 5.保険会社のステークホルダーとしての消費者

受講料

   ¥4,000(税、資料代込み)

 

講演者紹介

 松本 恒雄 氏 一橋大学法科大学院長

  略 歴
   1974年    京都大学法学部卒
           同大学院、助手、広島大学助教授、大阪市立大学助教授を経て
   1991年    一橋大学法学部教授
   1999年    一橋大学大学院法学研究科教授
   2000年から 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授兼任
   2009年から 一橋大学法科大学院長
   
  専 門
   民法・消費者法・IT法・企業の社会的責任
  
  現在の公職として
   消費者委員会委員長
   産業構造審議会委員・割賦販売分科会長・消費経済部会長
   東京都消費生活対策審議会会長
   ISO/SR国内対応委員会委員長
   日本損害保険協会「消費者の声」諮問会議議長
   など
  
  最近の著書として
   『消費者六法 2009年版』         (共編著、民事法研究会、2009年)
   『会社員のためのCSR経営入門』     (共著、第一法規、2008年)
   『個人情報実務六法〔2007年版〕』     (共編著、民事法研究会、2007年)
   『Q&A消費者団体訴訟制度』       (共著、三省堂、2007年)
   『企業の社会的責任』            (共編著、勁草書房、2007)
   『消費者からみたコンプライアンス経営』  (編著、商事法務、2007年)
   『Q&A公益通報者保護法解説』      (編著、三省堂、2006年)など

 

 

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