|
|
|
債権法改正と保険契約
-民法(債権法)改正検討委員会「債権法の基本方針」から-
(財)損害保険事業総合研究所
民法(債権法)の改正が具体的な立法課題として浮上し、学界では複数の研究者グループがそれぞれに改正案を提示しています。その中にあって、本年(2009年)3月末には、民法(債権法)改正検討委員会(委員長:鎌田薫・早稲田大学教授)が、その「債権法改正の基本方針」をとりまとめ、同年4月に公表しました。その対象は、契約法、債権総則はもとより、法律行為や時効などの民法総則にも及んでいます。
私法としての保険法は契約法であって、その基礎は民法の一般則です。債権法の改正は、契約法としての保険法に大きな影響を与えることになります。
本講座では、法制審議会保険法部会および民法(債権法)改正検討委員会において審議に参加された、一橋大学・沖野眞已教授をお迎えして開講します。今回は、債権法改正の保険契約への影響と留意点を明らかにすべく、損害保険契約を中心に、上記「債権法改正の基本方針」を素材として、その内容についてご解説をいただきます。
法務部門、商品開発部門、営業部門、損害サービス部門等の皆様を始めとして、保険代理店、保険ブローカー、共済関係等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
一橋大学大学院法学研究科 教授 沖野 眞已 氏
|
|---|---|
| 日 時 |
10月20日(火)
18:00〜20:00
|
| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.はじめに
2.契約締結過程における情報提供義務・説明義務
3.約款規制と不当条項規制
4.履行期、履行遅滞、債務不履行責任
5.法定利率
6.債権時効
7.各種の契約の規定
8.その他の個別項目(債権者代位権、債権譲渡、契約上の地位の移転、代理)
9.対象と編成
参考資料(配布資料ではありません)
①別冊NBL126号『債権法改正の基本方針』(商事法務、2009)
②別冊NBL127号『シンポジウム「債権法改正の基本方針」』(2009)
③「債権法改正の基本方針のポイント―企業法務における関心事を中心に―」
NBL907号以下に連載(2009)
受講料
¥7,200(税、資料代込み)
講師紹介
沖野 眞已 氏 一橋大学大学院法学研究科教授
略 歴
東京大学法学部卒。筑波大学専任講師、学習院大学助教授・同教授、法務専門官・法務省
民事局付を経て、2007年より現職。
法制審議会保険法部会(2006年11月~2008年1月)幹事として保険法の制定に携わる。
このほか、法制審議会信託法部会(2004年10月~)幹事など。
論稿に、「保険関係者の破産、保険金給付の履行(日本私法学会シンポジウム:
保険法の改正・総論(3))」(商事法務1808号26頁)ほか。
民法(債権法)改正検討委員会では、第3準備会主査を務める。