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近時のむち打ち損傷問題
(財)損害保険事業総合研究所
「交通事故=むち打ち損傷の可能性」、この考え方は既に一般化したように見えます。損害保険料率算出機構の受傷部位別構成比(H20、「自動車保険の概 況」)を見ても、頚部が受傷しやすいのは事実であるといえます。また、「事故直後は自覚症状がなくても、後になってから眩暈や手の痺れ、頭部・頚部の痛み が発生した」という特徴もむち打ちの症状経過として広く認識されているものと思われます。ところが、医学的な分析においては、2004年より「外傷性頚部 症候群の病態解析に関する検討部会」(日本整形外科学会学術プロジェクト委員会の特別研究グループ)が設置され、科学的な分析を開始しましたが、むち打ち 損傷は今日においても発生機序、病態などの詳細は解明されていない部分も多く、治療においては、進歩が少ない状況であることが指摘されています。
本講座は、慎重な取り扱いが求められるむち打ち損傷について、医学、工学的視点から浮き彫りになる問題点と判例等で示された考え方を基にして、法的課題について解説を行います。
損害サービス部、法務部、商品開発部の皆様を始めとして、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
早稲田大学大学院法学研究科 中央大学法科大学院 兼任講師
コブエ法律事務所 弁護士 古笛 恵子 氏 |
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| 日 時 |
7月10日(金)
, 7月17日(金)
18:00 ~ 20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.医学的問題
(1) 土屋の分類
(2) ケベック分類 ~ 平林教授の見解
(3) 日本整形外科学会学術プロジェクト委員会
(4) 周辺疾患
2.工学的問題
(1) 無傷限界値論・閾値論
(2) 工学鑑定問題
(3) むち打ち症低減の世界統一自動車安全基準
3.法的問題
(1) 治療関係費
① 治療期間
② 治療中断、治療遅れ
③ 代替医療
(2) 休業損害
① 休業期間
② 休業割合
(3) 慰謝料
① 傷害慰謝料
② 後遺障害慰謝料(14級・12級と別表1・2)
(4) 後遺障害
① 非該当、14級、12級
② 労働能力喪失率
③ 労働能力喪失期間
(5) 素因減額
① 体質的素因
② 心因的要因
参考書籍
栗宇一樹・古笛恵子編著『交通事故におけるむち打ち損傷問題』
(2009年3月、保険毎日新聞社、¥3,885(税込))
参 加 費
参考書籍 『要』 の場合 ¥17,885(税、レジュメ代、参考テキスト代込)
参考書籍『不要』 〃 ¥14,000(税、レジュメ代込)
講師紹介
古笛 恵子 氏
コブエ法律事務所 弁護士
早稲田大学大学院法学研究科 中央大学法科大学院 兼任講師
財団法人日弁連交通事故相談センター本部・東京支部 委員
日本賠償科学会 評議員
略 歴
1989年 中央大学法学部卒業
1990年 司法試験合格
1995年 弁護士登録
東京弁護士会所属
主要著書・論文
「事例解説 介護事故における注意義務と責任」 (編著、新日本法規、2008年)
「事例解説 高齢者の交通事故」 (編著、新日本法規、2007年)
「損害算定における高齢者の問題点」 (賠償科学、2006年)
「交通事故における損害算定上の諸問題」 (月刊司法書士、2006年)
「新型・非典型後遺障害の評価」 (共著、新日本法規、2005年)
「公的保険給付による代位請求権と損害賠償」 (法律のひろば、2005年)
「交通事故責任と損害賠償・保険・示談Q&A」 (共著、日本法令、1999年)
申込書(PDFファイル)は こちらからダウンロードしてください