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損害保険会社のリスク管理と株式市場の反応
-ファイナンスの視点から-
(財)損害保険事業総合研究所
リスク管理分析には大きく分けて、企業内部情報である顧客の大量のミクロデータを用いる方法と、金融市場における企業評価等の公表データ(例えば株価 等)を用いる2つの方法があります。保険会社の場合、前者は企業内のリスク管理部門等で分析・把握されていますが、後者を採っている分析はほとんどありま せん。そこで、市場データのうち株価に焦点を当て、ファイナンスの計量手法を用いた分析結果を紹介します。そもそも株価は企業の将来キャッシュフローに基 づいて決定されるため、将来の業績や成長性の予測、その源となるリスクの状況まで様々な情報が素早く反映されているはずです。金融市場は損害保険会社の抱 えているリスクをどのように捉えているのか、株式市場を通した評価を解説します。
本講座では主に、1)株価から見た保険会社・事業毎のリスク分析、2)保険会社の不払い等の金融不祥事に対する株価の反応の分析をベースに説明しま す。企業の株式ベータ値等は企業が経営の中に負っているリスクの規模と種類に影響を受けますが、保険会社は保険契約の種類ごとに対象とするリスクが大きく 異なるため、各事業のリスク特性を認識することが重要です。また、所謂不祥事事件は一般的には株価の低下を招きますが、保険会社はどうだったのか、どのよ うな特徴があったのか等を検討します。
リスク管理部、経理部、財務部の皆様を始めとして、総務部、広報部、商品開発部等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
青山学院大学経済学部 准教授 白須 洋子 氏
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| 日 時 |
5月20日(水)
18:00〜19:30
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.企業価値最大化と市場価値
2.損害保険会社の企業体としてのリスク
3.損害保険の事業別リスクに対する株式市場の評価
4.不祥事等リスクに対する株式市場の評価
5.まとめ
受講料
¥5,100(税、資料代込み)
講師紹介
白須 洋子 氏 青山学院大学経済学部 准教授
略 歴
1989年 住宅金融公庫入庫
2004年 横浜国立大学国際社会科学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)
2006年 金融庁金融研究研修センター研究官
2008年 青山学院大学経済学部准教授
京都大学経営管理大学院客員准教授、現在に至る
専 攻
ファイナンス、リスク管理
委員等
金融庁金融研究研修センター
「欧州の先進的な保険リスク管理システムに関する研究会」オーガナイザー(座長)
生命保険文化センター「新たな保険経営組織と事業再編スキーム研究会」委員