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外国人被害者に関する法律上の諸問題
(財)損害保険事業総合研究所
日本に在留する外国人の方が自動車事故に遭い、人身損害等を被った場合、損害賠償の算定をどのようにして行うべきかという問題の解決にあたっては、いず れは本国へ帰国するであろう外国人被害者の逸失利益や慰謝料をどのようにして算定すべきか、日本と被害者本国との賃金水準や物価水準の違いをその損害賠償 に反映させるべきか等、幾つかの留意すべき論点があります。
最高裁は、最三小判平成9年1月28日民集51巻1号78頁を判示することによってこの問題に対する一定の考え方を示していますが、外国人被害者の逸失利益・慰謝料算定をめぐる問題がこの最高裁判決によってすべて解決されるという訳ではありません。
本講座では、外国人被害者に関する法律上の諸問題(特に損害賠償をめぐる問題)にスポットを当て、外国人が日本に入国・在留するにあたって法律上 どのような手続きが必要となるのかをまず明らかにしたうえで、諸外国の相続法の概要、外国人被害者の損害賠償をめぐる裁判例の動向等について解説を行いま す。そのうえで、外国人被害者に係る保険請求を処理するうえでの実務上の留意点の整理も行う予定です。
自動車保険に携わる方々はもちろんのこと、法務部、業務部、損害査定部等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
| 講 師 |
損害保険料率算出機構
自賠責損害調査センター関越本部 本部長代理兼業務課長 丸山 一朗 氏 |
|---|---|
| 日 時 |
5月22日(金)
18:00〜20:00
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| 会 場 |
損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9 |
講義項目
1.外国人被害者に対する準拠法
2.外国人が日本に入国・在留する場合の法律上の諸手続き
①「出入国管理及び難民認定法」
②「外国人登録法」
③ その他の在留
3.諸外国の相続法の概要
4.外国人被害者の損害賠償をめぐる裁判例等の動向
5.保険請求を処理するうえでの実務上の留意点
受講料
¥7,200(税、資料代込み)
講師紹介
丸山 一朗 氏
損害保険料率算出機構 自賠責損害調査センター
関越本部 本部長代理兼業務課長
略 歴
1987年3月 明治大学大学院法学研究科博士前期課程卒業
〃 年4月 自動車保険料率算定会入社
2000年4月 損害調査部損調第二グループ主任
2001年4月 損害調査部損調第二グループリーダー
2003年4月 業務管理部損調企画グループリーダー
2009年4月 関越本部 本部長代理兼業務課長、現在に至る
主要著書・論文
「政府保障事業における内縁の配偶者に対する損害てん補の方法」損保研究58巻3号
「被害者の素因減額をめぐる考察」 損保研究59巻2号
「自賠法3条の『運行』、『運行によって』」の意義」現代裁判法体系第⑥巻
『わかりやすい交通事故相談事例(1998年版)』 監修
「被害者として高齢者」(第31回日本交通法学会シンポジウム報告)交通法研究29号
「交通事故における共同不法行為の過失相殺の方法」
交通賠償論の新次元(財団法人日弁連交通事故相談センター設立40周年記念論文集)
「自賠責保険制度に係る将来への課題-平成14年法改正以降の現状を踏まえて-」
交通事故賠償の再構築(法律のひろば創刊60周年記念別冊)