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2009年度 損害保険特別講座

新協会貨物海上保険約款の解説


(財)損害保険事業総合研究所

 国際貿易に不可欠な貨物海上保険の証券フォームおよび約款は、現在に至るまでロンドン市場において制定されたものが国際標準として用いられてきました が、今般、ロンドンにおいてMARポリシー・フォームとともに使用される協会貨物約款(A)(B)(C)、協会戦争約款および協会ストライキ約款が改訂さ れ、本年1月から使用されることになりました。国際標準約款の改訂は実に27年ぶりのことですが、今日の貿易・貨物実務やリスク実態が反映され、用語の平 易化も図られました。

 さて、わが国の外航貨物海上保険実務では、MARポリシー・フォームと83年約款の普及は海外に比べ限定的であり、多くの契約で伝統的なロイズ S.G.保険証券に倣った旧証券と63年約款が使用されています。しかしながら、世界的な趨勢に加え、今回の改訂において被保険者に有利な改訂が諸所に盛 り込まれていることから、今後はわが国でもMARポリシー、新約款への移行が加速するものと考えられます。

 本講座は、長年海上保険のご研究を続けてこられました、早稲田大学 大谷孝一教授をお招きし、改訂の経緯、今回の改訂内容、その影響についてご解説いただきます。

 海上業務部門の皆様を初めとして、海損部門の方々、海損精算人、マリン・クレーム会社の皆様、マリン・サーベイヤー、海事弁護士、海運会社の方々など、多数のご参加を期待いたします。

 

講 師
  早稲田大学商学部教授 商学博士 大谷 孝一 氏
日 時
5月19日(火)     18:00 ~ 20:00   
会 場

  損保会館 会議室 千代田区神田淡路町2-9
  * 損保会館の正面玄関は、18:30にシャッターが下りますのでご面倒でも通用門をご利用下さい。
  * 損保会館の入り口では入館チェックがあります。損保講座へお越しの際には、 社員証または
    本募集要項をご持参下さい。

  
  
講義項目

 1.ICC約款改定の経緯

 2.2009年改訂約款の特徴

 3.旧約款との比較および実務への影響
  
 
使用するテキスト
  大谷孝一監訳 『外航貨物海上保険 2009年ロンドン協会貨物約款対訳』

                      (2009年3月、損保総研、¥1,700(税込))

 
参 加 費
 
 テキスト 『要』 の場合 ¥8,900(税、レジュメ代、参考テキスト代込)

 テキスト『不要』 〃   ¥7,200(税、レジュメ代込)
 
 

講師紹介

 大谷 孝一 氏  早稲田大学商学部教授 商学博士
 
 略 歴
  1965年 早稲田大学第一商学部卒業
  1970年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得
  1978年 早稲田大学商学部教授、現在に至る
 著書・論文
  「海上保険契約における因果関係理論の適用について」(大学・研究所等紀要、2008年)
  「相当因果関係説をめぐる相剋」(損害保険研究、2007年)
  「第12回AIDAアルゼンチン大会に出席して(保険学雑誌、2007年)
  「海上保険契約における因果関係の一側面」(「波濤」、漁船保険中央会、2007年)
  「保険論」(成文堂、2007年)
  「マロニエのパリ -もう一つの素顔-」(ライブ、2006年)
  「損害保険論」(分担執筆)2006年、有斐閣
  「海上保険契約における因果関係の諸相」(損害保険研究、損害保険事業総合研究所創立70周年記念号)
  「海上保険法概論」(共著)2002年、損害保険事業総合研究所
  「英法準拠条項と海上保険者の責任-取引規制対象品の不着事件に関する高裁判決を中心に-」
   (鈴木辰紀教授古希記念論文集、2001年)
  「海上保険契約における因果関係の諸相」(商学研究科紀要/早稲田大学大学院商学研究科、2001年)
  「海上保険法上の因果関係について」(早稲田大学大学院 商学研究科、2000年)
  「火災保険契約における相当因果関係について-阪神大震災に関わる一事件を中心に-」
   (早稲田商学/早稲田商学同攻会、2000年)
   "The Transmission of Marine Insurance to France"
   (Waseda University European Center AnnualReport、1999、2000年)
  「フランス海上保険契約史研究」(成文堂、1999年)
  「本格的な競争時代に入った自動車保険」(Round the Table/MDRT日本会、1999年)
  「フランスへの海上保険の伝幡」
   (Waseda University European Center Annual Report"、1999、2000年)
  「海上保険契約法改正試案・理由書(1995年確定版)の解説」(鴻常夫編/損保総研、1998年)
  「損害保険契約法改正試案・理由書(1995年確定版)の解説-運送保険」(鴻常夫編/損保総研、1998年)
  「中世マルセイユの海上保険契約(再考)」(早稲田商学/早稲田商学同攻会、1998年)
  「損害保険契約法改正試案 理由書等(1995年版)の解説」(共著)1998年、損害保険事業総合研究所
  「アントワープの1566年4月26日付け生命保険証券」(早稲田商学/早稲田商学同攻会、1998年)
  「第9回AIDAシドニー大会に出席して-保険における契約の自由と法の選択」(保険学雑誌、1996年)
  「海上保険」(共著)1993年、損害保険事業総合研究所
  「テンプルマン海上保険」(共訳)1991年、損害保険事業総合研究所
  「貿易貨物保険の基礎」(監訳)1989年、成文堂
  「損害保険概論」(分担執筆)1987年、有斐閣
  「海上保険論」(共著)1987年、損害保険事業総合研究所
  「リシャール・フランス保険制度史」(共訳)1983年、明治生命百周年記念刊行会
  「損害保険論」(分担執筆)1978年、有斐閣
  「グッドエーカー海上保険クレーム」(共同監訳)1978年、損害保険事業総合研究所
  「アイバミー海上保険法」(共訳)1972年、早稲田大学出版部
  「英国海上保険約款の変遷」(共訳)1968年、損害保険事業研究所
 受賞学術賞
  各務記念賞(1968年)
  日本リスクマネジメント学会優秀著作賞(2000年)
 所属学会
  世界保険学会(AIDA)理事、日本保険学会(元理事)、日本リスクマネジメント学会(元理事)
  日本海法学会、日本私法学会
 委員等
  大蔵省自賠責審議会委員、自賠責運用益使途選定委員会委員、損害保険事業総合研究所評議員、
  明治生命名誉総代、三井生命評議員、安田生命総代候補者選考委員会委員を歴任。
  現在、財務省地震保険懇談会委員、自賠責運用益使途選定委員会委員、損害保険事業総合研究所理事、
  明治安田生命評議員、三井生命アドバイザリー・ボード・メンバー、漁船保険中央会損害審査委員等

 

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